間違って「家賃」が振り込まれてきた・・・そんな時のティーツリーファームズの対応とは?


最近、「銀行口座への誤った振込」が話題になっていますね。ティーツリーファームズでは、現在はご注文のほとんどが「クレジットカード払い」、もしくはコンビニ払いがご利用いただける「後払い」になりましたが、創業まもない20年前には当社指定口座へのお振込をいただく「銀行振込払い」が半分以上を占めていました。
そしてこの頃、時々あったのが「不明な入金」。ご注文をいただいていないのに、お振込がある「誤振込」のケースです。

ティーツリーファームズでは創業当初から独自にデータベースシステムを構築し、お客様のご注文データを管理していましたので、「誤振込」での入金をいち早く見つけることができました。
こうしたケースでは、その半分ほどでお客様からメール等で直接ご連絡をいただいたり、取引銀行を通じてご連絡をいただきましたが、残りの半分はお客様がお気づきになっていないもの。でも、お客様の大切なお金ですから、そのまま「ラッキー♪」とネコババしてはいけません! ちなみに、その金額は家賃のような大変大きなものも何度かありました。

こうしたケースでは過去のご注文時にお知らせいただいたメールアドレスにご連絡を差し上げたり、お電話番号に電話をしたり・・・これが通じない場合には取引銀行に依頼をして、振込人記録から連絡先を探したり・・・実はこうした「誤振込」でのお金の返金には大変な手間がかかりました。
でも、そもそも当社が受け取るべきではないお金をお返しすることは当然ですし、こうしたことで、結果的にお客様からの信頼をさらに深めることもできました。

当社が創業した頃(1999年)、インターネットを通じて買い物をすること、そしてさらに日本国外(オーストラリア)から商品を購入することはあまり一般的ではなく、「本当に商品が届くのか?」「騙されているんじゃないのか?」「品質は大丈夫?」など、今よりもお客様に大きな不安があったように思います。
こんな『心理的な壁』を打ち破るために、お客様に安心感を持っていただき、商品の品質の高さを感じることで信頼感を得ることは最も重要な課題でした。こうして築き上げた仕組みと信頼が当社の今の事業基礎となっています。
そしてこれからもティーツリーファームズは、こんな『正直で真面目』な会社で有り続けます。

ティーツリーオイルを「夏の冒険」の相棒に


虫刺されや、小さな擦り傷や切り傷など、そんな場面で役立つのがティーツリーオイル。
過去にはオーストラリア軍の常備薬としても活躍したほどの強い消毒効果は、抗生物質が一般的でなかった時代に広く活用されていました。
外傷だけでなく、粘膜の治療にも利用され、口内炎や歯肉炎のケアなどでも活用されてきた歴史があります。

キャンプやハイキングなど、夏の冒険では十分な救急薬が揃わないこともあるでしょう。こんなとき、広い範囲で活用できるティーツリーオイルの小瓶が役に立つかもしれません。
今年の夏はティーツリーの小瓶をこうした旅や冒険の相棒にしてみませんか?

お酒やフルーツと勘違い? ティーツリーオイルにコバエが寄ってきた


研究のためにティーツリーオイルをビーカーに注いでおいた時の話です。
研究スペースにコバエが入り込み、周囲を飛び回り始めました。このコバエ、ワインやビールなどのアルコールを好む種類で、時折グラスの中に入り込んでしまう、困ったヤツです。果樹が好きで、メロンや桃、プラム、そして熟しすぎたオレンジなどにも寄ってきます。

このときの、このコバエ。しばらくするとティーツリーオイルの入ったビーカーの縁に止まり、縁に付着していたごく微量のオイルに触れてしまうと、そのまますぐに死んでしまいました。
ティーツリーオイルに含まれる成分にアルコールや果樹のニオイに似た成分が含まれていたのでしょうか。実は同じようなことをこの後にも数回目撃しています。

レモンマートルオイルを置くと、コバエはこの香りを強く嫌いいなくなってしまいます。一方でティーツリーオイルにはコバエをおびき寄せて駆除する、そんな作用があるようです。

オーストラリア産のホホバオイルの生産量減少で、イスラエル産の輸入オイルが増加中


優れた品質で知られるオーストラリア産のホホバオイル。一方でその生産量は多いものではなく、一部の農園の生産休止もあり、近年は減少しています。結果、これを代替するために、イスラエル産を中心に他国産のホホバオイルのオーストラリアへの流入が増えてきました。

実はこうしたオーストラリア国外からの輸入されたホホバオイルをオーストラリアでパッケージし、「オーストラリア産」として出荷・販売しているケースもあるようので、真にオーストラリア産のホホバオイルを入手するためには『商品がどこの国で製造されたのか』ではなく、『ホホバオイルがどこの国で栽培・生産されたのか』を確認することが一層重要になります。
(これについては、他の国で生産されたホホバオイルの品質が劣っている、という意味ではなく、本当のオーストラリア産のホホバオイルの質感を知って、体験していただきたいという願いを込めて、述べさせていただいています。)

ティーツリーファームズで出荷しているキュアスホホバオイル(Q’usホホバオイル)。このゴールデンホホバオイルはオーストラリア・NSW州で栽培・生産されたホホバから抽出された、真にオーストラリア産のホホバオイル。オーストラリア産のホホバオイルを知る専門家ならすぐに、その香りと質感で見分けがつくほど。

こうして近年、ますます希少になってきたオーストラリア産のゴールデンホホバオイルですが、キュアスホホバオイルでは農園さんから直接届くフレッシュなホホバオイルを安定してお客様にお届けしています。
オーストラリア大陸で、オーストラリアの水と空気と太陽の光をタップリ受けて大切に育てられたホホバから抽出された、そんなゴールデンホホバオイルをこれからも安心してお楽しみいただきたいと思います。

※更に詳しい情報は『キュアス・ホホバオイルのホームページ(https://www.qusjojoba.com/)』からどうぞ。

洪水のあとのティーツリーオイルの成分変化に対応するために


ティーツリーオイルの産地となるオーストラリア・NSW州の北部地域。ノーザン・リバーズとも呼ばれるこの地域はその名前の通り、標高差が小さいフラットな地形に多くの河川があるため、古くから湿地が多く、洪水も多い地域になります。
こんな地域を原産地として自生するのがティーツリーの木。そのため、洪水には強く、そう簡単に水没で死滅してしまうことはありません。

洪水に遭ったティーツリーの多くは葉を失います。丸坊主になり、一見すると枯れてしまったように見えますが、数週間で赤っぽい色の新芽を吹き、徐々に元の姿に戻ってゆきます。
一方で、このような新芽には1,8シネオールの成分が多く含まれ、洪水からしばらく経過したタイミングでハーベストされたティーツリーオイルは刺激の強いシャープな香りに。一般的なグレード認識で言えば、少し低めの仕上がりになってしまいます。
一般的に洪水が多いのは3月から6月頃。地面が乾いてハーベストのトラクターは入れるようになるのが9〜10月頃になりますが、洪水のあった年の場合、夏を迎える前のこの時期に作られたティーツリーオイルはこんな仕上がりになるのです。

5年前の2017年に発生した洪水の後には、ティーツリーファームズでも、こうした少しシャープな香りのオイルを出荷させていただくことになりました。今年、2022年に発生した洪水ではいち早く洪水の直前にハーベスを終えたオイルを多めに確保し、洪水による成分変化の影響がお客様に及ばないよう、準備をさせていただきましたので、安心してティーツリーファームズのティーツリーオイルをお求めいただきたいと思います。

ラベンダー農園がフレッシュなラベンダーオイルを出荷したがらない理由


フレッシュなティーツリーオイルの香り。爽やかでクリスピーなその香りは、もちろん酸化により発生する独特の劣化による香りの変化を全く感じさせることはありません。ティーツリーではフレッシュなオイルが好まれる理由がココにあります。

一方で抽出から3ヶ月〜半年ほど経過したフレッシュなラベンダーオイル。その青々しい香りには少し尖ったところがあり、まだリラクゼーションに使われるような穏やかでまろやかに熟成した香りではありません。また、香りもあと半年ほどの間、さらに熟成による大きな成長・変化があります。
このようなことから、ブレンダーによるブレンド作業でブランドによる均一な香りを作りたいメーカーさんでは鮮度の高いラベンダーオイルは採用できるものではありませんし、生産農園にとっても、その香りの違いがクレームの原因となることがあるため(この顛末の記事はこちら)、新鮮なラベンダーオイルはあまり出回ることがないのです。

しかし、フレッシュな青々しいラベンダーオイルの香りを知り、さらにその後、徐々に進む香りの成長と変化を体験するのはとても楽しいものです。そのため、ティーツリーファームズではオーストラリア・タスマニア産のラベンダーにおいて、農園さんのご協力を得て、あえてフレッシュなラベンダーオイルを毎年5月頃に出荷させていただいています。
なお、熟成の進んだ安定して落ち着いたラベンダーの香りをご希望のお客様は、併売しています前年産のオイルをご選択いただくと良いでしょう。

関連記事:熟成が大人の香りを醸し出す・・・時間が創る熟成ラベンダーオイルがもつ奥深い魅力

知っていますか? 虫よけに活用できるユーカリオイルの種類とは?


ツーンと香る、あの特徴的な香りを持つユーカリオイル。この香りの源泉は『1,8シネオール』という成分。短くして『シネオール』やユーカリにの多く含まれていることから『ユーカリプトール』などとも呼ばれています。
同じく『メントール』に由来するツーンとする香りのペパーミントオイルに強い虫よけ効果が知られていますので、ユーカリオイルにも同様に強い虫よけ効果を期待してしまうのですが、実は『1,8シネオール』にはそれほど強い虫よけ効果はありません。

では、何故「ユーカリオイル配合」の虫よけがオーストラリアで多く市販されているのか。この理由はユーカリの種類にあります。
このような虫よけに配合されているユーカリオイルは「レモンユーカリ」のオイル。その主成分は『1,8シネオール』ではなく『シトロネラール』という成分で、実にこの成分が全体の70〜80%を占めるというという高濃度。そしてこの成分こそが虫除けにたいへん強い効果を示す成分なのです。市販商品のパッケージをよく読むとレモンユーカリ、もしくは学名で Eucalyptus citriodora のオイルと記載されていました。

オーストラリアの薬局ではディートを使う化学薬品系の虫よけが徐々に減り、最近ではレモンユーカリなどの精油・ナチュラル成分を活用する虫よけが半分ほどを占めるまでになりました。
ケミカルからナチュラルへ、そんな流れを強く感じます。

ティーツリーファームズのお客様がしている、賢いショップ利用方法とは?


ティーツリーファームズの商品は基本的に「大容量」。他社様の商品なら『普通サイズ』の10mlボトルがココでは『お試しサイズ』。主力は50mlボトル、ティーツリーオイルなら売れ筋は100mlボトルです。ゴールデンホホバオイルも最小が125mlですから、かなり大きめですね。

こんなティーツリーファームズをお客様はどのように利用しているのか、お客様の賢い利用方法をご紹介しましょう。

①まとめ買いで送料を節約
②長期保存用に鮮度の高いオイルを選択
③小分け用にキャップも注文

①については、ティーツリーファームズの商品は日本全国で送料が一律。なので、1回のご注文で数量が多いほどに1本あたりの送料が割安になります。ですからご家族やご友人とのグループ買いも多いのです。
離島など首都圏から離れた地域にお住まいのお客様も多いのは、送料が一律なのが理由ですね。

②については、特によく売れているティーツリーとホホバオイルは商品在庫の回転が早いため、鮮度も高く、まとめ買いした場合でも安心して保管できます。

③酸化防止には小瓶への小分けが一番。手元にある使用済みの小瓶を再利用するために交換用キャップを同時に購入されるお客様が多いです。

なお、ティーツリーファームズでは『お試しサイズ』の10mlボトルは受注生産。つまり常に最新ロットからの出荷で、一般的な試供品やお試し品のような、安易な品質管理はしていません。ですから少しだけ使いたいような、希少種のオイルなどではこのサイズの利用がオススメです。

「オーストラリア産の良質な精油」はいつもオーストラリアにあるから、直接手配しませんか?


ティーツリーレモンマートルタスマニア産のラベンダーなど、その品質の高さが世界中で広く知られるオーストラリア産のエッセンシャルオイル。日本国内でも購入できるオイルがありますが、その品質や鮮度は様々です。
ですからより優れた品質と鮮度を求めるなら、自身の手で生産地のオーストラリアへ直接手配するのがベストな方法です。

そこで活用できるのが地元オーストラリアの生産者との20年以上に渡る長い取引があり、良質なオイルがどこにあるのかを知っているティーツリーファームズ。年間取引出荷量も多いため、生産者からは優先して鮮度の高い良質なオイルの供給を受けられるという、Win-Winな関係です。そしてこのようなオイルはオーストラリアにいたとしても個人や、企業であってもスポット取引(継続的な取引のない会社がその場限りで一時的に行う取引)ではなかなか手に入れることはできません。

商品はすべてオーストラリアからの出荷ですから、手配してから届く少し時間がかかってしまいます。それでも生産地から直送される品質の違いを感じれば、その価値は十分納得いただけるでしょうから、迷うことはないはず。この感覚は、たとえるなら行列のできる美味しい飲食店と同じかも。

「オーストラリア産の良質な精油」を入手するならオーストアリアのティーツリーファームズで手配!
生産地からフェアな国際価格で直接届く魅力をお楽しみください。

足からツーンとくる腐敗した乳製品みたいなニオイ・・・ならティーツリーオイルが役に立つかも


足や靴、靴下などから臭ってくる、あのニオイ。腐敗した乳製品のような・・・クセのあるあの独特のニオイ。もしこんなニオイでお悩みなら試していただきたい実験があります。
ターゲットは靴や靴下。利用するのは「水でうすめてつかえるティーツリーオイル」。これを水で5〜10倍に希釈して作った水溶液を靴の内側や靴下にスプレーしてビニール袋に密封し1日屋内でそのまま保管するだけ。すると、あのニオイがほぼ消えていませんか?

こんなニオイの原因の多くは雑菌の増殖。なのでティーツリーの抗菌成分が作用してニオイの原因を根本から退治することで、ニオイの除去が実現するのです。もし「水でうすめてつかえるティーツリーオイル」がない場合には、コットンやティッシュペーパーに3滴ほどのティーツリーオイルをドロップしたものを靴や靴下を入れたビニール袋に同梱して丸1日置くことで、ある程度のニオイ対策効果(雑菌駆除効果)を実感していただけるかもしれません。

こうした足のニオイの主な原因は雑菌の大増殖。ティーツリーオイルに含まれる優れた抗菌成分で、意外と簡単に解決することができるかもしれません。

参考資料:ティーツリーフットスプレーの作り方