オーストラリア産ゴールデンホホバオイルはネットでキュアスから購入したほうがオトクな理由


先日、観光でオーストラリア・ケアンズに旅行されたお客様よりホホバオイルのご購入についてお問い合わせをいただきました。
このお客様は旅行中にオーストラリア産のゴールデンホホバオイルをお土産にと考え、他社様の商品を安価に購入しようと計画していたとのこと。しかし実際にはいつもご購入いただいているキュアスの商品よりも割高な商品しかなかったため、ケアンズの滞在先までキュアスから商品出荷が可能ですか、というお問い合わせでした。

オーストラリアは物価も人件費も高いので、旅行先で見つけた他社様の商品がキュアスよりも高いのは、実は当たり前なんです。

キュアスのゴールデンホホバオイルは中身のオイルの品質はのそままに、パッケージや流通の簡素化でカジュアルな価格を実現していますから、オーストラリア国内で販売されている他社様の商品と比較しても十分に競争力のあるお買い得な商品です。そんなこともあり、「オーストラリアに行って、ホホバオイルをもっと安く購入する」という計画が狂ってしまったようです。
さらにキュアスでは日本向けを中心に、豪国外向けにオーストラリア郵便との特殊な割引契約を結んでいるので、滞在先のホテルに送っても日本のご自宅に送っても送料には違いがありません。
結局、旅行先から重量のあるホホバオイルをお持ち帰りいただくよりも、いつもどおりご自宅へ弊社から直送させていただいたほうが金銭的にも体力的にもお客様にメリットが多いということをご説明させていただき、旅行からご帰国後に改めてご注文をいただくことになりました。

浴室のタイル目地の黒カビにティーツリーオイルは効くのか?


ティーツリーオイルの強力な抗真菌作用。つまりこれは防カビ効果なのですが、一般家庭で多くあるカビ問題といえば浴室などのタイル目地に来る黒カビ問題ではないでしょうか。

タイル目地用の黒カビ除去には塩素系漂白剤などが多用されます。コレをティーツリーオイルで代用できれば・・・と考えてしまうのですが、残念ながら当社の実験でも、希釈のないピュアなティーツリーオイルを利用した場合でも黒カビを除去することはできませんでした。

抗真菌作用に優れたティーツリーオイルなのに、これは一体どうしてなのか?
おそらく、カビそのものに対しては死滅させるだけの十分な効果があることは推測されます。事実、5%程度に希釈したティーツリーオイルスプレーを使用して掃除を続けるとカビは生えません。つまりカビの発生を防ぐ防カビ効果は十分に機能しているということです。
一方でカビを死滅させても、カビの色素はそのまま残ります。カビの黒い色素を漂白することで除去するのは「漂白効果」であり、この効果はティーツリーオイルにはありません。
つまり、『抗カビ効果』と『漂白効果』は分けて考えなければいけない、ということです。

ということで、タイル目地のカビ除去には専用の漂白剤を利用し、その後のお手入れではティーツリーオイルスプレーを利用してカビの発生を抑える、というのが良いようです。

香りでお部屋のお洒落にチャレンジ!


外出も活発になってきた昨今。自宅へ知人や友人を招く機会も増えるのではないでしょうか。
もちろんお部屋のお掃除は欠かせませんが、せっかくの機会ですから、お洒落に香りを使ってお部屋を華やかに飾ってみましょう。

使用するのは水溶性エッセンシャルオイルのアクアフレグランス。水溶性オイルは水だけで簡単に希釈できますからスプレーを利用することで簡単にお部屋を彩るルームスプレーが作れてしまいます。
アクアフレグランスではラベンダーやミント、オレンジなどの親しみやすい香りが選べますから、そのまま希釈して使用することもできますが、おすすめはブレンドへの挑戦。色々なオイルを合わせることであなただけのオリジナルな香りに挑戦してみましょう。

目で見る「視覚」と同様に香りで伝える「嗅覚」へのアプローチは印象を大きく左右します。事実、ホテルや高級自動車や超有名ブランド品の販売店などではこの嗅覚へのアプローチを欠かしません。
今年は香りで、さり気なくお部屋のお洒落にチャレンジしてみませんか?

青い色のサイプレスオイル


こんな青い色のエッセンシャルオイル。オーストラリア大陸北部に育つサイプレスの木から抽出された、ブルーサイプレスオイルです。
ロットごとにその色の違いが目立つほか、酸化の影響を比較的受けやすいなど、どちらかというと不安定なオイルですが、その香りは一般的なサイプレスオイルにあるシャープなものではなく、穏やかながらも複雑でそのまま香水として利用できそうな香りです。

ウッド系のオイルの有りがちな粘性の高さにより、冬場には使いにくい(ドロッパーから滴下させにくい)オイルですが、体温で少しボトルを温めればスムーズに取り出すことができます。
この香りは単体のほか、柑橘系の香りとのブレンドも人気。さらにエタノールを使って希釈することで、リードディフューザーで利用するのもオススメです。

エッセンシャルオイルの「活力」を感じる瞬間


普段は化学的な裏付けを重視し強調しているティーツリーファームズですが、それだけでは説明できない、そんな瞬間も正直なところあったりします。
もっともこれを強く感じる瞬間は初めて香りに触れた瞬間。
たとえば農園さんから届けられたオイルを開封した時に感じられる、パワフルな活力を感じる、あの瞬間ですね。お客様であれば、ティーツリーファームズからお届けした商品を開封した瞬間がきっとこれに当てはまることでしょう。

エッセンシャルオイルは植物が持つエッセンスを濃縮したものですから、香りのほかに、抗菌や虫よけ効果などといった目で見ることができる効果、そして鎮静やリラックス、集中力アップなどといった見えないけれど体で感じられる効果があります。
その中で、嗅覚から強く伝えられる、気持ちを揺さぶられるような感覚と感動、そしてそのオイルの持つ個性さえもが伝わってくる・・・コレこそがエッセンシャルオイルが持つ「活力」なのではないかと考えています。事実、これがあまり感じられないオイルの多くは時間の経過で著しく劣化していたり、本物ではなかったり・・・化学的な検査で原因を裏付けられるので、この「活力」の存在は決して根拠のないことではないと思うのです。

オーストラリアの「癒やしの聖地」バイロンベイ


オーストラリアの「癒やしの聖地」・パワースポットとして知られているのがバイロンベイ。ティーツリーファームズ本社から車で30分ほどの海岸沿いの街で、オーストラリア大陸の東端の岬がある街としても知られています。
ビーチリゾートとしても知られ、水着姿で街を歩く人も多く、開放感に溢れた空間と時間が街を満たします。
街の中心はこの画像にあるラウンドアバウト(環状交差点)。ここを中心にバイロンベイの街が広がっています。
「癒やしの聖地」として様々なヒーリンググッズを取り扱う店舗があり、また月に1回行われるフリーマーケットにも多くの手作りクラフト系の商品やグッズが所狭しと並ぶ特別な空間になりますから、旅行の際には是非訪れていただきたい街ですね。

そしてこのバイロンベイやその近郊のティーツリーファームズがあるこの地域でティーツリーレモンマートルマカデミアなどといったオーストラリアを代表するオイルが生産されているのは、この街が「癒やしの聖地」と呼ばれるようになったことときっと深い関係があるのでしょう。

ティーツリーファームズの商品はこんなオーストラリアの「癒やしの聖地」として知られる地域から日本のお客様に直送させていただいています。

アロマって香りだけじゃない、抗菌を目的としたアロマセラピー


アロマといえば香りを楽しむ趣味、そんなイメージをもっている方が多いことでしょう。
しかし、たとえば高級ホテルがロビーの香りを統一することでホテルチェーンにおけるイメージを一体化して高めるツールとして利用していたり、高齢者施設において入居者のリラックス・鎮静効果を期待して香りを採用するなど、香りが持つ効果は幅広く活用されています。

そんなアロマ、エッセンシャルオイルが持つ効果の中で注目されているのが抗菌効果。多くのエッセンシャルオイルにはウィルスや雑菌、カビの増殖を抑制する効果があるからです。中でもティーツリーオイルに多く含まれる成分「テルピネン4オール」はコロナウイルスの増殖抑制効果が発見されたことで注目を集めました。

この成分を含有することで、香りと同時に抗菌を目的に手軽に利用できるように開発されたのが抗菌エッセンシャルオイル『メディフレグランス』です。
オレンジやラベンダーなどといった親しみやすい香りを楽しみながら、一般的なティーツリーオイルの2倍以上の抗菌成分を含有することで強力な抗菌を実現する特別なエッセンシャルオイルです。
日本の医療機関においても、病室内で拡散することで冬季の肺炎の減少が確認されるなど、注目を集めました。また花粉やインフルの時期に店舗内に拡散することでスタッフや来客者の快適度を高めているお店も。

アロマの魅力は香りだけではありません。抗菌機能を活用してアロマの魅力を広げてみませんか?

節約するならコスパに優れたエッセンシャルオイルを選ぼう


デフレによる物価上昇もあって、社会全体がすっかり『節約志向』になっていますが、それでも毎日の生活の中でエッセンシャルオイルが欠かせないという方も多いことでしょう。
今回はそんな皆様へのエッセンシャルオイルメーカーの担当者として語ってみたいと思います。

節約のコツは商品の選択肢を広げること。有名ブランドの商品だけでなく、有名ではなくても信頼できるブランドと商品を見つけること。品質面で有名ブランドと同等で、価格的に割安な商品も存在します。また、使用量の多いオイルなら、普段よりも大きめのサイズを選択して単価を下げる方法も実はかなり効果的です。
また、長期間利用しているオイルの場合、香りに慣れてしまい使用量が適正な量よりも多くなってしまっていることもあります。こうした場合、正確な計量を心がけることで使いすぎを防止する事ができます。簡単ですよね。

一方で絶対にしてはいけないこと。それは安さだけを追って品質を大きく損なってしまうこと。燃料費の高騰もあってエッセンシャルオイルの生産コストは上昇しています。そんな中で生産コストさえも割り込むような根拠のない価格が設定されている商品を時折見かけますが、コレは決してお買い得な商品ではありません。中身に何か混ぜられているか、全くの偽物・・・安価な事によるその最終的な「しわ寄せ」はエンドユーザーであるお客様自身に向かいます。

品質を見分けることは容易では有りませんが、一つの目安は長く事業を続けているメーカーを選ぶこと(ちなみにティーツリーファームズが1999年創業です)。十分な品質が伴わなければ、ビジネスとして続けることなどできませんし、安定した品質を維持するための供給網を持たないままに一過性のブームに乗って参入する会社はすぐに撤退しますので、これは有効なフィルターとなります。
そのほか色々と質問や相談をして、それに対してメーカーとして真摯に答えてくれるか、ということも判断材料の一つですね。

ピンチはきっとチャンスです。あなたに最適なコスパに優れたエッセンシャルオイルを探してみてください。

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エッセンシャルオイルの根拠のない安さに潜む怖さとは

男性更年期の生活改善効果で注目されるエッセンシャルオイル


近年になり、にわかに注目を集めているのが男性の更年期。月経サイクルの変化などが見られる女性と比べ、具体的に変化が見えにくいためあまり注目がされてこなかった分野です。
更年期は年齢によるホルモンバランスの変化によりもたらされるものですが、アロマの分野では女性の場合にゼラニウムやクラリセージ、ローズマリー・カンファなどのエッセンシャルオイルに更年期トラブルの緩和効果が知られていました。
一方で男性においてはネロリドールという成分に男性ホルモンに近い働きが知られるようになり、この成分を多く含むニアウリオイルが注目を集めています。

ニアウリ(学名Melaleuca quinquenervia)には大きく分けて2つ、シネオール成分を主成分とするオイルが抽出されるケモタイプと、ネロリドールやリナロールを主成分とするオイルが抽出されるケモタイプがあり、今回該当するのは後者のニアウリ・ネロリドール/リナロールケモタイプ(学名Melaleuca quinquenervia(Cav.)S.T. Blake Linalool/Nerolidol Chemotype 別名:ネロリーナ)になります。
ネロリドールには脳の下垂体に刺激を与えて男性ホルモンの増大を促す作用があるとされ、男性ホルモンが作られる精巣や副腎に影響を与えることから、男性ホルモンの減少による男性の更年期障害に改善効果が期待されるのです。

その香りはユーカリのようなツンツンとするシネオールケモタイプのものとは大きく異なり、甘さを感じさせる花のような香りが特徴。疲労やストレスを解きほぐしてくれるような、優しい香りです。
リラックス効果で知られるラベンダーオイルと同様に、寝室など、くつろぎたい場所と時間に活用してみたいエッセンシャルオイルですね。

極端に安かった「エッセンシャルオイル」には何が入っている?


超格安でペパーミントオイルを手に入れたと喜ぶ知人のJさん。なんでも、近所の雑貨店にあるアロマ売り場にあった『エッセンシャルオイル』なのだとか。
プロの目で是非見てほしい、とのことで確認をさせてもらいました。

10mlサイズのボトルは一般的なサイズ。ラベルには大きくブランド名とペパーミントエッセンシャルオイルと記載があります。
ボトルを開封して驚いたことはキャップの内部にドロッパーがないこと。ただ丸く大きなボトルの口があるだけ。毎回、スポイトを使用して取り出す必要がありそうです。
そして、その香りですが・・・薄いんです・・・とっても。。。
ペパーミントオイルはメントールの含有が多く、刺激的でパンチの効いた香りがその最大の特徴です。でも、このオイルはフンワリとした、薄くボーッとした香り。エタノールの刺激臭もなかったので、もしかすると乳化剤を加えて水で薄められているのかもしれません。

ちなみに、同時にティーツリーなどのオイルも購入したということでしたのでそちらも見せてもらいましたが、ドロッパーのないボトルからの香りは同じく、薄い香り。香りの良し悪し以前に、判断できるほどに十分な香りがない・・・つまりコレは希釈されているのか、合成されているかさえわかりませんが、ピュアなエッセンシャルオイルではない、ということだけははっきりしました。
こんなのもあるんだけど・・・と最後に見せられたのはローズ。本物なら数万円しますが、これも含めて、全て1本200円ほどだったとか。これで納得。

ここまで極端に安いと、「あー、やっぱりねぇ・笑」と笑い話で済ませられますが、その生産に大きなコストのかかる本物のエッセンシャルオイルがこんなに極端な激安価格で出回ることはありえません。ましてや昨今のエネルギー価格の高騰で、現在は大幅な値上がり基調なのですから。

極端に安価なエッセンシャルオイルには必ず理由があります。たとえばティーツリーオイルも生産年やグレード、生産国によって実際には大きな価格差があります。まして、今回のようにその中身が本物でないようなケースさえありますから、アメリカの大手通販会社さんのサイトでもブランドごとに価格差が大きいのはこれが理由。
「安物買いの銭失い」という格言もありますが、適正な価格を知った上で、信頼できるエッセンシャルオイルを見つけてください。