マカデミアナッツの畑のほとんどは海から少し離れた丘陵部にあり、起伏に富んだ地形からその栽培や収穫は重労働になります。
ところが、ここに疑問を感じた農園主のAさん。持っていた海岸近くのさとうきび畑をアカデミアナッツ畑に転作することにしました。当然、周囲の反応はAさんの失敗を予想して冷ややかなもの。
しかし、周囲の予想に反してマカデミアナッツの木は順調に成長し、数年で立派なマカデミアナッツ農園に。平地ですから手入れも収穫作業も簡単。
Aさん曰く、「平地でマカデミアナッツが育たないなんて、誰が決めたんだい?」
確かに理由もはっきりしないままに『思い込み』があったようです。
今では周辺の数軒の農家もサトウキビからマカデミアナッツに転作を始めました。
※画像はマカデミアナッツを拾うための手押し車。バスケットをつけてそこに拾い上げたナッツを集めます。