自作の液体抗菌ティーツリー・ハンドソープで風邪予防の手洗い


風邪予防に効果的とされるのが手洗い。ティーツリーの抗菌成分を活用してみませんか?
日本で「ティーツリーソープ」というと少し特別なイメージですが、実は自宅で簡単に作る事ができてしまいます。
用意するものは市販の手洗い用液体石鹸とティーツリーファームズの特別なティーツリーオイル「ティーツリオイル・エクストラクト」。

市販の手洗い用液体石鹸に対して1〜2%程度(液体の体積で換算します)の濃度になるよう、ティーツリーオイル・エクストラクトを混ぜ合わせるだけ。わずかこれだけでティーツリーの抗菌効果が生かされた、風邪予防のためのティーツリー抗菌石鹸の出来上がりです。
ティーツリーオイル・エクストラクトは微香性のため液体石鹸の持つ香りにもほとんど影響を与えませんから、オリジナルの香りにも違和感を与えません。

もし、香りのついていない液体石鹸であればティーツリーオイルを2〜3%の濃度で加える方法も。これならティーツリーの香りが楽しめるティーツリー液体石鹸に仕上がりますね。

アタマジラミ駆除の実験で裏付けられたティーツリーオイルの強力な効果とは


2013年にオーストラリア国内でアタマジラミ駆除剤メーカーがスポンサーとなった大学の実験・研究結果が発表され、新聞の記事になりました。
大学側は「中立」な研究としていますが、もちろんスポンサーとなったメーカーとしては自社の商品の有効性を明らかにしてもらうことが目的です。

実験ではスポンサーとなったA社以外に複数のメーカーの商品が選ばれ、その効果を検証しました。もちろんA社の商品に好ましい結果が出たことが新聞記事となりましたが、実は新聞に出なかった実験結果を入手し、とても興味深い数字を発見しました。

この実験の中に各社の商品を塗布した後、アタマジラミを死滅させるのにかかる時間を計測する、というものがあったのですが、その結果A社の商品の記録は46.7分。ピレスロイド系殺虫剤を使ったB社の商品が56.4分だったので、天然成分で構成されたというA社の商品はかなり健闘したと言えます。(※A社の商品はワームウッド:学名 artemisia annua が主成分でした。)
記事ではこの部分が採り上げられ、その効果が強調されていたのですが、更に数字をよく見ると、(当社の商品ではありませんが)ティーツリーオイルを主成分としたC社の商品があり、なんと記録は25.7分。A社の商品よりもはるかに早く効いている上、殺虫剤系のB社の商品の半分の時間しかかかっていません!

オーストラリアでも殺虫剤を人体に使用することへの危険性が意識されている中、化学薬品系の殺虫剤に負けないほどに天然素材のアタマジラミ駆除剤に効果があることが裏付けられたとして記事は締めくくられていますが、この実験のスポンサー企業にとってはメリットの有る数字ではなかったためか、ティーツリーオイルの飛び抜けた高い有効性はニュース記事部分には採り上げられていませんでした。
私達としてはこのティーツリーの記録した「25.7分」というスゴイ数字の方に強い関心があったのですけれど。。。

※画像は当社商品のものです。この実験に用いられた商品とは異なります。
ティーツリーファームズのアタマジラミ駆除関連商品はこちらのリンクから

香りが違うんですが・・・ティーツリーファームズの新鮮なティーツリーオイルに入ったお問い合わせの原因


「今まで使っていたティーツリーと香りがずいぶん違うのですが・・・」こんなお問い合わせを過去に何度かお客様よりいただきました。
このようなお問い合わせの場合、必ず確認をさせていただくのが今までご利用されていたティーツリーオイルについての情報。そして、全てのケースでお客様がそれまでご利用になられていたティーツリーオイルは「日用品グレード」の商品であることを確認しています。

日用品グレード、つまりオーストラリアでは消毒用やお掃除用としてスーパーマーケットなどで安価に販売されているグレードのティーツリーオイルです。このグレードのオイルは安価な反面、ツンツンする香りの原因となる「1,8シネオール」の含有が多いため、香りに強い刺激があります。また、芳香を目的とした商品ではないので、鮮度もあまり求められず、酸化による香りの劣化が進んでいることもあるようです。
対して、ティーツリーファームズのティーツリーオイルはこの成分の含有が少ないプレミアムグレードのオイル。アロマテラピーで用いられているティーツリーオイルは品質の高いこのグレードのものです。もちろん、鮮度が高いので、酸化による独特の香りの劣化もありません。

Tea Tree Farmsのティーツリーオイルはプレミアムグレードですから、もし比べるならアロマ用の、より高品質で新鮮なオイルと比較いただくことで、その香りをご満足いただけることかと思います。

熟成が大人の香りを醸し出す・・・時間が創る熟成ラベンダーオイルがもつ奥深い魅力


毎年、4月〜5月頃に出荷を開始しているのがオーストラリア・タスマニア産のラベンダーオイル。ハーベストされて間もない、フレッシュなオイルです。このような新しいオイルの特徴は青々しく、少し尖った自己主張の強い香り。そしてこの香りはさらに半年ほどかけて急速に変化し、穏やかで安定した香りに変化してゆきます。

ティーツリーなどでは時間の経過による酸化で香りに劣化が生まれるためフレッシュな香りが好まれますが、ラベンダーについてはその逆で、熟成により香りの深みが増してゆきます。

時間の経過が生み出すラベンダーの香りの成長と変化が楽しめるのがティーツリーファームズのタスマニアンラベンダーオイルの魅力。
時間が創る熟成と、その香りの奥深い魅力をじっくりと楽しんでみてください。

毎年10月を過ぎる頃、抗菌エッセンシャルオイルが売れ始める理由とは・・・


毎年、オーストラリアが初夏を迎えティーツリーの白い花が咲き始める10月頃に日本からのご注文が植えるのが抗菌エッセンシャルオイル「メディフレグランス」の商品。その理由はやっぱり風邪予防です。

インフルエンザをはじめ、胃腸風邪と呼ばれる様々な症状が増え始めるのがこの時期。アウトドアでの活動が活発になるのに加えて、1日の温度変化が大きくなる時期ですから、体調への影響を受けやすいようです。

ディフューザーを使って拡散することで、簡単に香りの楽しみながら空間の抗菌ができるのがメディフレグランスの魅力。噴霧に使うディフューザーは専用ディフューザーを使う方法もありますが、それ以外の機器を利用する場合には噴霧量の多い機器を選択するのがポイント。このほか、加湿器の中にはエッセンシャルオイルが利用できる機器もありますので、こちらも選択肢ですね。

科学的に確認された、インフルエンザ予防とティーツリーオイルの関係


インフルエンザ予防では予防接種を受けるのが一般的になりましたが、並行しての様々な予防方法も考慮されるべきでしょう。オーストラリアにおいては古くから風邪予防としてティーツリーオイルが活用されており、インフルエンザに対しても経験的にその予防効果が知られています。

そして、経験的に効果が知られていたティーツリーとインフルエンザの関係を科学的に解明した研究結果が2007年3月31日から4月4日までの間にドイツのミュンヘンで開催されたEuropean Society of Clinical Microbiology and Infectious Diseases で発表されました。

この時、発表された研究はティーツリーオイルがインフルエンザウイルス(H1N1型)に対してどのように作用するのかを実験によって検証するというものでした。
そして実験の結果、ティーツリーオイルそのもの、及びティーツリーオイルの主要成分となるテルピネン4オール(terpinen-4-ol)、そしてティーツリーオイルに含有されるテルピノレーネ(terpinolene)、アルファテルピネオール(alpha-terpineol)による効果ではウイルスを死滅させる事はありませんでしたが、ウィルスの増殖を抑える抗菌作用によりウィルス感染を防止する効果が確認されました。またこの作用には細胞への悪影響を与えることもありませんでした。

経験的に知られていたティーツリーの効果はこうして科学的に確認されたのでした。
※この研究結果についてさらに詳しい情報はこちらのリンクからご覧いただけます。

ティーツリーオイル・エクストラクトで爪水虫を退治してみました


ティーツリーオイルが水虫に効果的ということはよく知られている話です。オーストラリアでもティーツリーの成分が配合されたフットスプレーやパウダーが販売されています。
このように表面に出ている水虫菌の退治はティーツリーオイルで十分なのですが、水虫菌が爪に入り込むとその退治はとても困難に。薬を使ったとしても、一般的な水虫治療薬は効かないようで、医師の処方で、強力な内服薬が必要になるのだとか。

で、試してみたのが一般的なティーツリーオイルの約3倍の抗菌成分を含む『ティーツリーオイル・エクストラクト』。スタッフの家族が感染してしまった爪水虫の退治です。最初はティーツリーオイルの効果に期待して「ティーツリー20%希釈オイル」を数週間使用。一般的な水虫ならほぼ確実に退治できる濃度です。しかし、一向に改善が見えません。そこで次に「ティーツリーオイル」を希釈せずにそのまま綿棒で爪に塗布して使用する方法に変更。しかし、残念ながらこちらもしばらく使用しましたが、改善せず。
で、最終手段として使ったのが「ティーツリーオイル・エクストラクト」でした。綿棒で直接、爪に塗布する方法で使用。しばらく使用すると新しく伸びてきた爪の部分に大きな変化が確認できたので、そのまま使用を継続。3ヶ月後にはこんなにキレイになり、再発することなく退治完了。以来、既に数年経過しましたが、現在も再発はありません。

上の画像は爪水虫退治を開始してから1年後の様子です。すっかりきれいになりました。

オーストラリアでティーツリーオイルを使ったアタマジラミ駆除が増えている理由


日本では近年になって保育園や幼稚園、小学校を中心に感染が急増しているアタマジラミ。しかし、日本国外では珍しいものではなく、ここオーストラリアでもクラスや学校単位で一斉駆除が行われています。

オーストラリアでの駆除は薬品の利用が一般的。しかし、強力な殺虫剤ですからその利用には慎重さが求められます。中には強い成分のため「使用は薬剤の使用量と時間と厳守しない場合、神経や脳に障害を及ぼす可能性があります」と書かれている、かなりコワイものまで。
そのため、こうした化学薬品は徐々に敬遠される存在となり、その代替としての駆除剤が求められるようになりました。
しばらくの間はティーツリーオイルをはじめ、柑橘系のオイルを活用した商品など、様々な商品が市場を競いましたが、その効果が明らかになるにつれ、現在では化学薬剤に匹敵する効果が認めたれたティーツリーオイルをベースにしたアタマジラミ駆除商品に収束しています。

ティーツリーオイルはもちろん、アタマジラミ駆除での使用で脳や神経に悪影響を及ぼす可能性はありませんから、結果、現在のオーストラリアではティーツリーオイルを活用したアタマジラミ駆除商品が多用されるようになりました。

目で見る、ティーツリーオイル・エクストラクトの超強力な抗菌効果

ティーツリーオイルには強い抗菌・抗カビ効果がある・・・それを目に見える形にしたのがこの実験でした。 特にティーツリーオイルの抗菌成分を濃縮したティーツリーオイル・エクストラクトにはティーツリーオイルを上回る強力な効果が期待されます。

補足:本実験において使用しています「ティーツリーオイル・エクストラクト」はその商品内容を一部変更し、現在は同等品の「ティーツリー・抗菌エクストラクト」として出荷しています。

『ティーツリー・抗菌エクストラクト』を使用した実験データ(2019年7月)については
わずか1滴で驚異の効果! ティーツリー・抗菌エクストラクトの抗カビ実験のページをご利用ください。


2015年にティーツリーファームズが実施した実験の画像がこれ。パンを容器に密封保管し、カビの増殖を観察するというもでした。
※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。


一方の容器には何も付いていないコットンを封入。もう一方にはティーツリーオイル・エクストラクトを10滴ドロップしたコットンを一緒に封入します。

そして、30日後の様子がこの画像。

違いは一目瞭然で、言葉での説明は不要ですね。

ということで、強力な抗菌・抗カビ効果を期待するならティーツリーオイル・エクストラクトがとっても役立ちそうですね。

また、ティーツリーオイル・エクストラクトはその強力な抗菌成分より、爪水虫の治療にも優れた効果が確認されています

なお、この実験の途中経過や同時に試した他のエッセンシャルの抗菌効果のについての結果についてはティーツリーファームズのブログページで紹介しています。

原因究明! 入浴後にホホバを使ったら逆にニオイが気になった理由は


ゴールデンホホバオイルを入浴で活用されていたお客様より「ホホバを使って入浴したら、入浴後に体臭が強くなって気になるのですが」というご相談。原因はホホバによる皮脂の溶解でした。
ホホバオイルには優れた保湿効果と同時に皮脂を溶解する効果があります。このケースの場合、バスタブに加えたホホバオイルが体全体をコート。保湿効果はあるものの、同時に古い皮脂を溶解してしまい、ニオイの原因となってしまったのでした。

では、入浴時のホホバの正しい使い方。
まずはプレーンタイプのホホバオイルを使って古くなった皮脂をクレンジング。ニオイの原因となる溶け出た古い皮脂を石鹸を使ってしっかり洗い流します。
保湿のためにバスタブに加えるのはフレグランスタイプのホホバオイル。湯面から立ち上がる香りが楽しめるアロマバスをゆっくり楽しみましょう。入浴後、体全体をホホバオイルの成分が包み込んでくれるのでほのかなアロマの香りとともに「しっとり肌」に仕上がります。

ホホバオイルを上手に活用してみましょう。