旅行で行ってもオーストラリア産の良質なエッセンシャルオイルが容易に入手できないわけ


コロナによる国外旅行の制限も撤廃され、オーストラリア旅行を計画している方も増えてきているかと思います。旅先のオーストラリアでたっぷり、オトクな価格でエッセンシャルオイルを購入しよう、と思っている方もいるかと想像しています。
しかし、現実にはコレってかなり困難なのです。

多くの方が買い物に行くのは観光地のお土産店でしょうか。しかし、そんなところには良質で安価なエッセンシャルオイルはありません。
現地のスーパーマーケットでもオイルが購入できますが、これらはお掃除や消毒などで使用する日用品グレードのオイルで、ティーツリーオイル以外はほぼ豪国外からの輸入品です。意外かもしれませんが多くのユーカリオイルでさえも輸入品・・・。
大きなショッピングセンターなら専門店もありますね。ココなら良質なエッセンシャルオイルが購入できますが、物価高に加えて人件費の高いオーストラリアの商品価格は日本で購入するよりも5割以上も高いかと思います。また、主力は国内外産のメジャーな種類のオイルばかりで、販売数があまり期待できないオーストラリア産の珍しい種類のオイルを取り扱っていることはあまりありません。
もし生産農園を訪れたなら、希少なオイルに出会えるかもしれませんが、(観光農園でない限り)農園との取引単位は最低でもキログラム単位ですから、一般エンドユーザーにはちょっと「たっぷり過ぎ」ますね。

ということで、良質で希少なオーストラリア産のエッセンシャルオイルを手軽に入手するには、実はオーストラリアに行くよりも直販メーカーであるティーツリーファームズからお求めいただくほうが、品質面でも経済面でもお客様にはメリットが大きいのです。

屋内のカビ臭対策ならティーツリーオイルを活用しよう


家の中に広がる「カビ臭」。帰省して戻った実家や、逆に帰省から帰ってきた自宅でこうしたニオイを感じることはありませんか?
普段生活をしていると、その空間のニオイには慣れてしまうため感じられないのですが、しばらく離れることで感じられるようになる「家のニオイ」。このニオイは普段、あなたの家を訪れる訪問者が感じるニオイなのですから、ちょっと注意したいですよね。

特にもし、カビ臭が感じられるなら早めに対応をしたほうがいいかも。
カビ臭対策にはカビを退治するのが一番。強力な抗菌・抗真菌(抗カビ)効果のティーツリーオイルの出番です。
最も簡単な方法はティーツリースプレーを使って床面の畳やカーペット、押入れの中などをスプレーする方法。このスプレーはダニ駆除だけでなくカビ対策にもとっても効果的。もしニオイの元がキッチンなら、シンク周りもしっかりとスプレーしておきましょう。これを数日間続けることでカビ臭は大きく緩和されます。スプレーはこんな方法で自作することもできます
このほか、少し濃度を高めにして超音波式のディフューザーを使ってティーツリーオイルを拡散する方法も。ティーツリー以外なら抗菌エッセンシャルオイルを利用する方法もあります。
ニオイの元がキッチンなら、シンク周りもしっかりとスプレーしておきましょう。

数日間の連続使用するのはブースト効果を期待してのもの。あとは週1回程度、定期的にスプレー利用することでカビ臭対策を続けることができます。

「蚊」の対策・退治にエッセンシャルオイルを活用する


人類の最大の敵とも言われるのが蚊。蚊が媒介することで多くの感染症を引き起こすことが知られているからです。
こうした感染症予防には予防接種などの方法が採られますが、最も効果的なのは蚊に刺されないようにするコト。そしてココに役立つのがエッセンシャルオイルです。

まず「蚊に刺されにくくする」方法ですが、蚊が嫌うエッセンシャルオイルを利用する方法です。虫除けスプレーを作って個々に利用する方法のほか、アロマディフューザーを利用して空間に拡散することで蚊を追い出してしまう、お部屋全体の虫除けも効果的です。
レモンユーカリやレモンティーツリー、ペパーミントなどのオイルがかなり効果的です。
・ディフューザーを使ってお部屋の暑さ対策&虫除けアロマ

・『ケミカルからナチュラルへ。』・・・初めてエッセンシャルオイルを使った虫除けに出会った時の驚きの体験談

このほか、家の周囲での蚊の増殖を抑制するのも効果が知られています。ボウフラ退治。庭やバルコニーなどに水たまりができないように、こまめにケアをする方法が一番シンプルですが、側溝の中など水を抜くことが困難な環境ではティーツリーオイルが役立ちます。水でうすめてつかえるティーツリーオイルをスポイトを使って水たまりに加えて活用しましょう。スポイトは100円ショップや量販店で安価に販売されているビニール製のもので十分です。
・実験! ティーツリーオイルでボウフラ退治をしらた意外な結果に。。。

・屋外の貯水タンクでティーツリーオイルをボウフラ退治&予防に使ってみた

なお、ティーツリーオイルはボウフラ退治や蚊に刺されてしまったあとの虫刺されケアには効果的ですが、蚊よけ&虫よけ効果はあまり期待できませんので、上手にエッセンシャルオイルを使い分けていただきたいと思います。

目がチカチカ、肌がピリピリ・・・それって空気中のオイル濃度が高すぎです!


エッセンシャルオイルの香りを楽しむアロマ。でも、もし使用中に目や肌に刺激を感じる事がある場合、それは使っている濃度に問題がある証拠です。

メントール成分を多く含むペパーミントやハッカ、シネオール成分を多く含むユーカリ、そしてシトラール成分を多く含むレモンマートルのエッセンシャルオイルなどで起きやすいのがこのような症状。超音波式のディフューザーや加湿器などを使って空気中にオイルの成分を拡散しすぎたときに、目がチカチカしたり、肌にピリピリと刺激を感じるといった症状がでるのです。

オイルの濃度が上がれば、香りが強くなりますので普通なら気がつきそうなのですが、毎日同じ香りを利用していた場合などには香りに対する慣れが生じますので、濃度の上昇に気が付きにくくなる傾向があります。他に例えるなら、住んでいる自宅の匂いはその家の住人には感じられない、それと同じ原理ですね。

コレを防止するためには2つの方法が考えられます。
1つ目は利用するオイルの量をきちんと計量して濃度を安定させること。
2つ目は複数の香りを使ってローテーションすることで嗅覚の慣れを防止すること。
エッセンシャルオイルは植物の成分がギュッと濃縮された、とても強いものですから、香りを楽しむだけのアロマでもこんなリスクがあることを是非、覚えておいていただきたいと思います。

掃除機アロマ! エッセンシャルオイルを掃除機で利用する方法


お掃除アロマ、とでも呼べばいいのでしょうか。今回はそんな掃除機を使ったアロマをご紹介しましょう。
用意するものはお好みの香りのエッセンシャルオイルとティッシュペーパー1枚。これだけ。

ティッシュペーパーにエッセンシャルオイルをお部屋の広さに合わせて2〜5滴ほどドロップし、掃除機に吸い込ませます。あとはそのままお掃除するだけ。
すると、掃除機からエッセンシャルオイルの香りが含まれた空気が排出されますので、お掃除が終わることにはお部屋中が大好きな香りに満たされる・・・そんなとても単純な活用方法です。
掃除機をアロマディフューザーの代わりにしてしまう、こんな活用法は来客の直前に便利かも(笑)。

注意点はあまり高濃度でオイルを使用しないこと。使用するオイルの種類によっては部屋の中のオイルの濃度が高くなりすぎて目や肌に刺激を感じることがありますし、エッセンシャルオイルの成分が掃除機の樹脂部品に対して腐食をもたらしてしまう可能性もありますので、適度な濃度を守るようにしましょう。

少し香りが変わった気がする・・・そんなティーツリーオイルは使って大丈夫?


ティーツリーオイルをアロマ以外、そう、抗菌用途などで使用している方はかなり多いのではないでしょうか。
そして、開封してからしばらく使っていなかったときなど、久しぶりに開封したティーツリーオイルの香りに「あれっ? ちょっと違う」という違和感を感じた経験のある方もおられることでしょう。
こんな時の疑問は「コレ、使っても大丈夫?」ですね。

結論から言いますと、「大丈夫です」。
ティーツリーオイルはエッセンシャルオイルの中でも、比較的酸化による香りの変化が生じやすいオイルです。そのため、香りを楽しむ目的の場合には開封後、1年以内に使い切ってしまうのがオススメです。
一方で、香りの劣化はあるものの、抗菌成分の部分は劣化しないため十分な抗菌効果を維持していますから、抗菌目的での利用にはほぼ全く影響を与えません。もちろん、ティーツリーオイルの中には雑菌やバクテリナなどは生存できませんので、たとえば牛乳のように「腐ってしまう」事もありません。

また、香りを確認する場合には多くの場合、開封したキャップ部分から直接香りを確認するかと思います。しかし、キャップ部分は空気への露出が多く、つまり最も酸化が進みやすい部分ですから、実はボトルの内側にあるオイルとは酸化の進捗度が大きく違っていることも忘れてはいけません。
香りを確認する場合には必ずドロッパーから数滴、滴下したあとに確認するようにしましょう。

お手入れにエタノールを使ってアロマを快適化しよう


エッセンシャルオイルはボトルのドロッパーから滴下して使用することが一般的ですが、粘性の高いウッド系などの一部のオイルの場合、ドロッパー部分に残ったオイルがベトベトになったり固まってしまって、まるで接着剤のようになってしまうことがあります。キャップが開かなくなって困った経験がある方もきっと多いことでしょう。
また粘性が低いオイルの場合であっても、キャップの内側で酸化による香りの劣化が著しく進んで感じられるようになったり、オイルの成分がキャップやドロッパー樹脂にダメージを与える場合もあります。

こんな時に活用できるのがエタノール。エタノールはエッセンシャルオイルを素早く溶解する効果があるので、コットンやキッチンペーパーなどを使ってキャップの内側やボトルのスクリュー部分などを拭き取ることでキャップ内での粘着を最小限に抑えることができるのです。
ドロッパー部分は構造が複雑なため、エタノールを使用しての拭き取りには適しませんが、キャップを閉める前に表面部分に残ったオイルをペーパーなどで吸着させることで、使用しやすい環境を維持することができます。

こうしてキレイにしたドロッパー部分ですから、必ずボトルを立てた状態で保管することも重要なポイント。
ちょっとした一手間ですが、これでもっと快適にアロマが楽しめるようになりますね。

体験談・ホホバオイルで電動シェーバーをスムーズに使う


電気・電動シェーバーを利用している方は多いと思いますが、剃り残しが気になることはありませんか? 特に少し長めに伸びてしまったクセのある毛は普通にシェービングしていてもなかなか剃りにくかったりしますね。
こんな時に役立つのがホホバオイル。肌の滑りが良くなるとともに、ヘアを適度に柔軟にしてくれるのでシェービングがスムーズになるのです。

たとえば顔剃りの場合。洗顔をした後、シェービングする部位にホホバオイルを塗布します。目的は潤滑を良くするためだけなので、多くの量は必要ありません。キュアスホホバオイルなら125mlボトルのポンプで1プッシュ分(0.25ml)もあれば十分です。オイルを塗布した後、滑りの良くなった肌に電動シェーバーを当てていつものようにシェービングするだけ。日頃、剃り残しの目立つ箇所もキレイに剃れていることが実感できることでしょう。同時にオイルの作用により肌への負担が軽減されるため、シェーバーを当てた後にあるヒリヒリした感覚も軽減されます。
シェービング後には再び洗顔をして、今度は保湿のためにホホバをもう一度使用することで肌がカサカサになることも防げます。

シェービング後はオイルの成分によりヘアがシェーバー内部に多く付着・残留しますのでしっかりとクリーニングしてください。水洗いが可能な機種は石鹸を利用してしっかり洗浄することで清潔に使用することができるのでオススメです。

オーストラリア産ゴールデンホホバオイルはネットでキュアスから購入したほうがオトクな理由


先日、観光でオーストラリア・ケアンズに旅行されたお客様よりホホバオイルのご購入についてお問い合わせをいただきました。
このお客様は旅行中にオーストラリア産のゴールデンホホバオイルをお土産にと考え、他社様の商品を安価に購入しようと計画していたとのこと。しかし実際にはいつもご購入いただいているキュアスの商品よりも割高な商品しかなかったため、ケアンズの滞在先までキュアスから商品出荷が可能ですか、というお問い合わせでした。

オーストラリアは物価も人件費も高いので、旅行先で見つけた他社様の商品がキュアスよりも高いのは、実は当たり前なんです。

キュアスのゴールデンホホバオイルは中身のオイルの品質はのそままに、パッケージや流通の簡素化でカジュアルな価格を実現していますから、オーストラリア国内で販売されている他社様の商品と比較しても十分に競争力のあるお買い得な商品です。そんなこともあり、「オーストラリアに行って、ホホバオイルをもっと安く購入する」という計画が狂ってしまったようです。
さらにキュアスでは日本向けを中心に、豪国外向けにオーストラリア郵便との特殊な割引契約を結んでいるので、滞在先のホテルに送っても日本のご自宅に送っても送料には違いがありません。
結局、旅行先から重量のあるホホバオイルをお持ち帰りいただくよりも、いつもどおりご自宅へ弊社から直送させていただいたほうが金銭的にも体力的にもお客様にメリットが多いということをご説明させていただき、旅行からご帰国後に改めてご注文をいただくことになりました。

浴室のタイル目地の黒カビにティーツリーオイルは効くのか?


ティーツリーオイルの強力な抗真菌作用。つまりこれは防カビ効果なのですが、一般家庭で多くあるカビ問題といえば浴室などのタイル目地に来る黒カビ問題ではないでしょうか。

タイル目地用の黒カビ除去には塩素系漂白剤などが多用されます。コレをティーツリーオイルで代用できれば・・・と考えてしまうのですが、残念ながら当社の実験でも、希釈のないピュアなティーツリーオイルを利用した場合でも黒カビを除去することはできませんでした。

抗真菌作用に優れたティーツリーオイルなのに、これは一体どうしてなのか?
おそらく、カビそのものに対しては死滅させるだけの十分な効果があることは推測されます。事実、5%程度に希釈したティーツリーオイルスプレーを使用して掃除を続けるとカビは生えません。つまりカビの発生を防ぐ防カビ効果は十分に機能しているということです。
一方でカビを死滅させても、カビの色素はそのまま残ります。カビの黒い色素を漂白することで除去するのは「漂白効果」であり、この効果はティーツリーオイルにはありません。
つまり、『抗カビ効果』と『漂白効果』は分けて考えなければいけない、ということです。

ということで、タイル目地のカビ除去には専用の漂白剤を利用し、その後のお手入れではティーツリーオイルスプレーを利用してカビの発生を抑える、というのが良いようです。