アロマのブームもあり、日本で販売されているエッセンシャルオイル・ブランドも随分と増えました。これらの特徴を「紹介」しているページもあり、目にしたことがある方もおられるのではないでしょうか?
そこで、今回はTea Tree Farmsブランドのエッセンシャルオイルの特徴を「自己評価」してみたいと思います。
Tea Tree Farmsの特徴といえば「生産年の記載」「大容量ボトル」「メーカー直販」「オーストラリア・ニュージーランド産に限定」などが挙げられます。このほか「ティーツリーオイルと関連商品の種類の多さ」もありますね。ロットごとの香りをそのままに「香りの調整を行なっていない」こと、「出荷商品の成分分析を公開している」ことも特徴でしょうか。
ユーザーによっては「安定した香り」を重視する方もあり、こうした方は調整された香りを好みますから、ロットごとに香りに変化のあるTea Tree Farmsのオイルは適さないかもしれません。
一方でワインを楽しむようにその年毎の、ロット毎の香りの自然が生んだ香りの変化を楽しみたい、という方にはまさに「一期一会」でお楽しみいただけます。
品質を重視するなら出荷商品毎の成分分析表が確認できるTea Tree Farmsのエッセンシャルオイルが役立つことでしょう。たとえばブレンドを作る際にも、なんとなく「香りだけ」で判断するのではなく、オイルの化学的な構成を元に理論的に組み立てることが可能になります。こういった点では(商品単位が比較的大容量であることも影響しているでしょうが)プロユースに適しているのかもしれませんね。実際にアロマスクールや医療関係向けなどの、品質の高さと同時に大きな量が求められるプロ用途の出荷も目立ちます。
エッセンシャルオイルはそのメーカーの理念により様々な立ち位置・ポジショニングが採られます。
Tea Tree Farmsは「サイエンティスト(化学者)」の視点でエッセンシャルオイルを理解することへ共感いただけるお客様へ、高い品質で最適なエッセンシャルオイルを供給するメーカーとしてのポジショニングを最も重要視しています。