ペパーミントオイルを使った胃腸風邪予防・食中毒予防スプレーのレシピ


大腸菌対策に効果が知られているのがペパーミントオイル。食中毒予防では定番のオイルですね。
そしてペパーミントとは違った方向から抗菌のアプローチができるのがティーツリーの抗菌成分。ただこの2つは共に強い香りがありますので香りのコンフリクション(干渉)が気になります。そこで今回はティーツリーオイルではなく、ティーツリーオイルを二次蒸留して作られ、香りが抑えられたティーツリーオイル・エクストラクトを活用してみましょう。

<用意するもの>
ペパーミントオイル
ティーツリーオイル・エクストラクト
・水(ペットボトル入り飲用水でOK)
・スプレー容器(腐食に強いPET樹脂のタイプがオススメ)

スプレー容器に水を約300ml加えます。そこにペパーミントオイル10滴、ティーツリーオイル・エクストラクトを5滴加えて完成。
使用する前に容器をよく振って、オイルを撹拌してから使うのがコツです。しっかり撹拌されると白く濁ったようになります。
天然の抗菌成分を活用したこのスプレーでキッチンのシンク周りやテーブルをしっかり拭き掃除して胃腸風邪や食中毒の予防をしてみませんか。

ウィルス性の皮膚の炎症・ホホバオイルに助けられたこととは?


今回はホホバオイルがスキンケアとして活躍した時の例をご紹介します。このケースは私の子供が7才の時に起きたケースでした。

この子の場合、ある日突然、体じゅうに赤い斑点が現れ、痒みを訴え始めました。少し熱があり医師に相談したところウィルス感染により皮膚に症状が出ている可能性があるとのこと。
数日して赤い斑点は治まりましたが、肌が乾燥しカサカサとなって激しい痒みは治まりません。そこで浴槽にお湯を入れて、Q’usホホバオイル(抗菌タイプ)を加えて入浴させました。湯上がりには肌に付着したホホバオイルを洗い流さないように体を石鹸で洗わずに、そのままそっとタオルドライしました。
保湿効果があるため、入浴後は痒みが大幅に緩和させることができ、大変役立ちました。その後2週間ほどで症状は完治しました。

このケースでは抗菌ホホバオイルのウィルス性皮膚炎への効果は不明ですが、ホホバオイルが乾燥による痒みを抑える効果があることで大変役立ったケースでした。

目的外使用なのですが・・・ダニ駆除スプレーはティーツリーフットスプレーとしても大活躍


ヒーリングスタイルで出荷している「ティーツリーのダニ駆除スプレー」。しかし、この商品はフットスプレーとしても大活躍します。

もともと、この商品はダニ駆除を目的として畳に使用してもシミにならないティーツリースプレーとして開発されました。しかし適度なティーツリーオイルの濃度から、ダニ以外の雑菌対策やカビ対策などにも十分活用できる内容になっています。

こんな理由からティーツリーファームズのスタッフは出張時などに必ずティーツリーの小瓶とともにこのスプレーを持ち歩いています。足だけでなく靴にもスプレーすれば、水虫予防や足や靴の臭い消臭にも劇的な効果があります。汗の臭いにもとても効果的ですね。

そのままで香水のよう・・・まるで緻密に設計されたようなブルーサイプレスの香り


青い色のサイプレスオイル。既にその色だけで素敵に思えてしまいますが、その香りも複雑でとても素敵です。

このブルーサイプレスオイルにはサイプレスに独特の針葉樹の持つスパイシーな香りが含まれる一方で、一般的なサイプレスに感じられることがあまりない、甘さやフローラル感のある香りまでもが含まれ、まるで複雑に絡み合って、計算されたような緻密な香り。ブレンドすることなく、そのままで香水として使えそうな、独自のバランスのとれた香りを持っています。
大変希少で高価な精油ですからジャンジャンと使えるエッセンシャルオイルではありませんが、ロットごとにオイルの構成も変わり、その香りも当然変わりますので、一期一会で毎回の香りとの出会いを楽しんできただきたいと思います。

乾燥肌対策・グリセリンを使ったティーツリー化粧水の作り方


乾燥による肌荒れと、雑菌によるスキントラブル対策として自作している方も多いのが化粧水。素材は蒸留水とグリセリン、そしてティーツリーオイルです。
配合割合レシピは様々ですが、スタッフが使っているレシピは水75%に対してグリセリンを25%加えたものに対して、全体量の0.5〜1.0%に相当するティーツリーオイルを混ぜたもの。毎回、使用前に容器をしっかり振ってオイルを撹拌させてから使用します。
グリセリンが多いと保湿効果は高まりますが、ベトつきが気になりますので好みの使用感に合わせて調節すると良いでしょう。ティーツリーオイルの量ですが、デリケートな部位に使用したり、広範囲に使用する場合には濃度は低めに抑えましょう。
化粧水を使用した後にホホバオイルを併用するとさらに保湿効果が高まりますね。

化粧水を自作する際のポイントは水選び。防腐のために不純物の少ない蒸留水がおすすめですが、意外にもペットボトル入りの飲用水も腐敗しにくいので蒸留水の入手が難しい場合には活用できます。

加湿器のレジオネラ菌に対するティーツリーの抗菌効果について


風邪予防を目的に噴霧していた加湿器のタンク内にレジオネラ菌が増殖し、これが原因となってレジオネラ菌感染が拡大してしまったという事故が先日(2018年1月)ニュースになっていました。病気を予防する目的で活用していた機器で逆に病原菌を散布してしまったという、大変残念な事故でした。

このレジオネラ菌。実はティーツリーオイルがその抗菌に有効であることは研究により既に知られています(研究データへのリンク)。つまりティーツリーの抗菌成分をうまく活用することで対策が可能になるかもしれません。
レジオネラ菌に対するティーツリーオイルの抗菌成分テルピネン4オールのMIC(Minimum Inhibitory Concentration :最小発育阻止濃度)については0.02〜0.125%という数値が過去の研究結果で明らかになっています。つまり、ティーツリーオイル・エクストラクト(テルピネン4オール 99%)をわずかに0.2%加えることでレジオネラ菌対策が期待できるという数値。同様に抗菌エッセンシャルオイル(メディフレグランス:テルピネン4オール 75〜80%)によってもほぼこれと同じ効果が期待できます。

なお、エッセンシャルオイルが使える機器の場合、タンク内にティーツリーオイル抗菌エッセンシャルオイルを加えて噴霧することでタンク内の菌の増殖までも抑制できると思われがちですが、残念ながら抗菌成分は水溶化させない限り、そのまま加えてもは水に溶解しません。特に機器の運転を停止している状態では抗菌成分を含むオイルは水中に攪拌されず、水面に浮かんでいるだけ。これでは菌の増殖を抑える効果は限定的です(機器の運転中はオイルが細かく撹拌されるため一定の抑止効果が期待できます)。

こうした事故を防ぐためにもっとも有効なのはタンク内の水を毎回交換すること。ついつい注ぎ足して使ってしまいがちですが、これは絶対にしてはいけません。また、水を交換する際にタンク内をアルコールで10%程度に希釈したティーツリーオイルを利用してスプレーしてから水で洗浄する方法(これでタンク内の洗いにくい入り組んだ部分にも効果があるので)もオススメです。

やっちゃダメ! 吹き出物にティーツリーオイルを絆創膏で貼り付けた結果・・・


臀部(お尻)にできた吹き出物。体重で圧迫され、座っていられないほどの痛みが。ティーツリーオイルを塗ってみたものの、時すでに遅く、一向に改善は見られません。
そこで絆創膏のガーゼ部分にティーツリーオイルをドロップして半日ほど貼ってみました。が、コレがさらなる災難を誘発!
長時間、ティーツリーのピュアオイルに触れ続けたことで肌が赤くなり、吹き出物の痛みと赤くなった肌の強い痒みが同時発生する事態に。

結局、その後2日ほどで吹き出物もなくなり、痛みも痒みも治まりましたが、ティーツリーオイルに高い濃度で長時間触れることによるリスクを身をもって体験した数日間でした。

目立たないけど、存在感あり! ブレンドで活用したい「オーストラリアン・ヒノキ」


ティーツリーファームズのエッセンシャルオイルの中で一番地味な商品だと思えるのが「オーストラリアン・ヒノキ」。芯材だけを使って水蒸気蒸留しているため、枝葉に多く含まれるヒノキ独特のスパイシーな香りも強くない、どちらかというと目立たない「ほっこり」した香りです。
しかし、こうした香りにはそれなりの役割があります。それはベースノートとしてブレンド全体を支える役目。

目立ちたがり屋さんばかりでは組織が成り立たないのと同じように、目立つ香りだけを混ぜ合わせてブレンドを作ったなら、何がリードしているのか分からない、混沌とした香りに仕上がってしまいます。かつて、ティーツリーレモンユーカリラベンダーペパーミントが混ぜられた虫よけブレンドを試したことがありましたが、個々には良い香りなのですが、ブレンドとしては使用に耐えられるような香りではありませんでした。

目立つ香りの背後に入って、それを引き立ててくれるのがベースノートの役目。オーストラリアン・ヒノキの香りはたとえはサンダルウッドの代役など、ブレンド全体を支え引き締めるような、そんな役割を与えてあげたいエッセンシャルオイルですね。

ティーツリーファームズから、よりオトクにお買い物をするための5つのコツ


今回はエッセンシャルオイルの話から少し離れますが、ティーツリーファームズのオンラインショップでのお買い物がよりオトクになる5つのコツをご紹介しましょう。

1.ポイントを活用する
ティーツリーファームズのオンラインショップにはポイントシステムがあり、お買い物金額に応じて次回のお買い物で割引が受けられます。ポイントの利用にはアカウントを開設する必要がありますが、アカウント開設時には即時に使えるボーナスポイントがもらえますので、必ずアカウント登録をしておきましょう。

2.後払いを活用する
後払いの魅力は商品を受け取った後で支払いができる安心感。しかし、それ以上に金額面でもお得な面があります。
それは手数料。後払いを利用すると200円の「後払い手数料」が必要となります。しかこの金額は一般的な銀行の振込手数料(216円〜648円)より安いんです。コンビニで支払えば振込手数料は不要ですから、お得ですね。
逆にしてはいけないのが後払いを選択して、その代金を銀行や郵便局で支払う方法。後払い手数料に加えて銀行や郵便局の振込手数料がさらにかかってしまいます。

3.一番はクレカ払い
一番お得な方法がコレ。手数料がかかりません。国際的なカード決済専門のサービスを利用しているので安全性も高く(当社にはカード情報が送信されません)、またクレカ以外にもビザやマスターなどといった国際ブランドのついたプリペイドカードも利用OK。
カード会社によってはポイントも貯められますね。

4.まとめ買い
ティーツリーファームズの送料は一律。国際書留郵便なら日本までの送料は1480円です。(送料規定
しかし8000円以上のお買い物の場合には500円も安くなって980円に。つまり、まとめて購入すればするほどに、商品1点あたりの送料が安くなりますから、まとめ買いが絶対にお得です。
特に比較的長期の保存に適しているホホバオイルなどは、上手なまとめ買いをお勧めしています。

5.セット商品を選択
ティーツリーオイルなど、出荷の多い人気商品には3本セットなどの割安なセット商品を設定しています。まとめ買いの際には越したお得なオプションがないか、必ずチェックしてくださいね。(オトクなセット商品の一覧

コレらのコツを使って、ティーツリーファームズのオンラインショップを上手に活用してください。

水溶性のティーツリーオイルをうがいで使ってはいけない理由


風邪予防などではティーツリーオイルを使った「うがい」が人気です。ピュアオイルをコップに1滴が適量。しかし、うがいには使ってはいけないティーツリーオイルもあります。それは水溶性のオイル。
たとえばTea Tree Farmsでは『ヒーリングスタイル・水でうすめてつかえるティーツリーオイル』として出荷している、水を加えるだけで希釈ができる水溶性のオイルなどが該当します。そして「使ってはいけない理由」。それは猛烈な苦さ。

ティーツリーオイルはもともと苦味があるのですが、これが水溶化されることでより強く感じられるようになってしまうのです。喉の奥に突き刺さるような強い刺激と苦さ。ピュアオイルを使ってうがいをした時には感じられることのない強い不快感です。

「うがい」での利用では水に溶かして使った方が良いように誤解してしまいますが、実際には水に溶解しないピュアオイルを使う方が苦味も刺激も強く感じられることなく、快適に使用できるのです。

もし、ピュアオイルが強すぎると感じる場合にはティーツリー20%希釈オイルも選択肢です。こちらは水溶性ではありませんので、苦味を強く感じることはありません。