エッセンシャルオイルを活用したお掃除テクニック


エッセンシャルオイルの魅力は香りだけではありません。身の回りの商品に「〇〇オイル配合」などと書かれているものがありませんか?
今回は生活に活用されるエッセンシャルオイルの中から、「お掃除」をテーマに活用例をご紹介しましょう。

・拭き掃除に
バケツ一杯の水にティーツリーオイルを10〜20滴ほど入れて撹拌。この水で雑巾を使った拭き掃除に活用します。オフィスの電話の受話器など、汚れやすくニオイや雑菌の増殖が気になる場所にも有効。

・油汚れに
デスクの上のボールペンやインク汚れ落としにはティーツリーオイルペーパーミントオイルが有効。ティッシュペーパーや雑巾などに数滴オイルをドロップして拭けば簡単に落とすことができます。シール剥がしにも使えます。ただし、スチロール系の樹脂の場合、樹脂を腐食してしまいますので使えません。また、木材の場合はシミにもご注意を。

・陶器製洗面台のお掃除に
まず、洗面台にお湯を入れて陶器を暖めます。お湯を流してからティーツリーオイルを陶器の表面に数滴ドロップしてからキッチンペーパーやスポンジなどでこすり洗い。水を流して洗い流せば完了。ピカピカになります。

・ゴミ箱の中に
コバエ対策にはレモンマートルオイル。ティッシュやキッチンペーパーに数滴ドロップしてゴミ箱の中に入れておけばコバエが寄り付きにくくなります。

・玄関の靴箱に
靴のニオイ対策にはティーツリースプレー(ダニ駆除スプレーでも代用可)が有効。ティーツリーの抗菌成分により靴の内側にスプレーするだけでニオイの原因となる雑菌の増殖が抑制できます。革靴はシミになる場合があるのでご注意を。
靴箱にはペパーミントラベンダーなどの精油をドロップした木片を置いておく方法も。クスノキの木片が入手できればさらに効果的ですね。

・空気のお掃除・空間の抗菌
精油をディフューザーやアロマ加湿器で使っている方には精油と同量のティーツリーオイル・エクストラクトを加えてみては? 香りにほとんど影響を与えることなく、ティーツリーの強力な抗菌成分を拡散することができます。

寝室をもっと心地よい空間に! 自分のためのラベンダーの香りを見つけよう


心を鎮めてくれる「鎮静効果」で知られるラベンダーオイル。心がざわめいて眠れない夜に、ハンカチ等に数滴ドロップして枕元に置いたり、枕に挟んでおくことで睡眠導入効果が期待できるという話を聞いたことがある方も多いかと思います。

ところでラベンダーは「一般に広く知られた香り」と思われがちですが、実際にはよりオイルが抽出しやすいラベンダーの近似種を含めて全てひとくくりにして「ラベンダー」と表示されることもしばしば。さらに鮮度、生産地の気候や土壌などの環境が影響により抽出されるオイルの成分にも大きな差が出ることから、結果として香りにも様々な違いがあります。なので、入手したラベンダーオイルの香りが「知っていたつもり」の香りと全然違う香りだった、という事も珍しくありません。
たとえばティーツリーファームズではオーストラリア(タスマニア州)産のラベンダーニュージーランド産のラベンダーの2種を出荷しています。共にLavandula angustifoliaという名の学名を持つ真正ラベンダーなのですが、そこから生まれたオイルの成分構成は全く異なり、その香りは対極に位置しています。

寝室は一日の約3分の1を過ごす空間です。だからこそ、この空間を世界中のラベンダーの香り中から「気に入ったラベンダーの香り」を探して、もっと心地よい空間と時間にしてみませんか。

ティーツリーオイルの活用方法をご紹介 一挙21連発!


オーストラリアでは誰もが知っているティーツリーオイル。実際、様々な場面で使用されています。
そこで今回はオーストラリアでのティーツリーオイルの使い方について、箇条書きで一挙にご紹介しましょう!

ただし、実践・ご利用は自己責任でお願いしますね。

・虫刺され対策
・痒み止め
・擦り傷、切り傷の消毒&化膿防止
・口内炎&歯肉炎予防と対策
・肌荒れ対策&スキンケア
・フケ対策&頭皮ケア
・水虫の治療
・カンジダの治療
・ティック(吸血ダニ)の駆除
・抗菌スプレー
・腋下のデオドラント
・フットスプレー
・ハウスダストアレルギー(花粉症)対策
・うがい
・石鹸に加えて固形抗菌石鹸
・液体石鹸に加えて手洗い石鹸
・ペットのケア(猫は不可)
・石鹸に加えて抗菌石鹸
・バケツに加えて拭き掃除
・シール剥がし
・金属製品の表面汚れ等の除去

アロマで「お部屋の虫除け」を!


「置くだけで嫌な虫を寄せつけない」こんなキャッチフレーズの商品がありますが、こうした商品はピレスロイド系の薬剤、つまり殺虫剤を基本にしたものと、精油に含まれる成分を使った虫が嫌う成分を基本としたものに大別されているようです。
殺虫剤系のものは確かに強い効果がありますが、お部屋に殺虫剤を充満させるこの方法に対して抵抗がある方も増えた事もあって、最近は精油成分を基本にした商品が増えてきました。

もちろんこうした商品を購入・活用する方法もありますが、アロマを少し学べば自分で作ることもできます。

蚊やブユなどが嫌う香り、これを活用しましょう。ティーツリーファーズの商品であればレモンユーカリレモンティーツリーラベンダーペパーミントなどが該当します。これらのオイルには蚊が嫌う成分が多く含有されているのです。
用意するのはこれらの精油のほか、電器店や雑貨屋さんなどで安価に売られている芳香用の超音波式ディフューザー1台。ディフューザーに対してこれらのオイルを数滴加えて拡散するだけです。
オイルはそのまま使っても構いませんし、ブレンドしてもOK。精油の香りはお客さんの訪問があった時にはそのままお部屋の香りとして意識されますので、お部屋のデコレーションとして心地よい好みの香りを作ってみましょう。
私のおすすめはレモンティーツリーペパーミントのブレンド。レモンミントの香りですよね。

精油の働きは虫を殺してしまうのではなく、虫が嫌う香りで近づけない事ですから、窓際など虫の侵入ルートに置くのがコツ。
今年の夏はアロマでお部屋の虫除け、オススメです。

アタマジラミ感染予防に効果のあったスプレーの作り方


ティーツリーオイルの「効果」としてオーストラリアで広く知られているのはアタマジラミ駆除。さらにこれを上手に利用することで、感染後の『駆除』だけでなく、感染前の『予防』にも活用することができました。
今回は経験上、とても効果のあったアタマジラミ予防についてご紹介しましょう。

使用するのは
水でうすめてつかえるティーツリーオイル
アタマジラミ駆除エッセンシャルオイルブレンド
・250mlの液体を入れることができるスプレー容器
・水(蒸留水が好ましいが水道水でも可)

まず、容器に30ml「水でうすめてつかえるティーツリーオイル」を加えます。
次に5mlの「アタマジラミ駆除エッセンシャルオイルブレンド」を加え、よく混ぜ合わせます。
そしてそこに水を215ml加えてよく混ぜ合わせます。混ぜると白濁しますが問題ありません。

上記の作業で、混ぜ合わせる順番を間違えた場合、うまく混ざり合わない場合がありますので注意してください。

混ぜる水は蒸留水が好ましいですが、なければ水道水やペットボトル入りの飲料水でも構いません。ただし、水質によってはオイルが完全に溶解しない可能性もありますが、それでも使用前にボトルを振って混ぜ合わせれば問題なく利用できます。

このスプレーを1日1〜2回、髪に直接スプレーして使用します。
実際に複数のスタッフとその家族が使用し、経験的にこのスプレーでアタマジラミの感染が予防することができました。

青臭く、刺々しい・・・これがフレッシュなラベンダーオイルへの正直な感想


鮮度の高いフレッシュな香り・・・こう聞くと爽やかでステキな香りをイメージしてしまいますが、これは全てのエッセンシャルオイルに当てはまるワケではありません。
その例の一つがラベンダーオイル。鮮度が高いラベンダーオイルには優しく包み込まれるようなフローラルな香りには縁遠い、青臭く刺々しい、でも存在感を主張したい、そんなちょっぴり思春期のような香り。

ティーツリーファームズには毎年、オーストラリア・タスマニアのラベンダー農園さんから、その年の一番新しいラベンダーオイルを直送していただいています。当初、農園さんからは「ラベンダーオイルは熟成したオイルの方が香りが良く、人気があるのに、どうしてわざわざフレッシュなオイルが良いの?」と不思議がられました。

世界的に高い評価を受ける高品質で、かつ、高鮮度のラベンダーオイルを日本で入手することはなかなかできません。
こんな高い品質のラベンダーオイルだからこそ、若い頃のちょっとヤンチャな香りを知ってもらって、そこから熟成した大人の香りへ変化してゆく、そんな成長の過程をお客様に楽しんでいただきたい・・・そんな思いから、毎年、まだ青い香りの残るフレッシュなラベンダーオイルを届けてもらっています。

こんな尖った香りも1年が経過した頃には驚くほどに穏やかに大人っぽく熟成した香りに変化するのですから、その成長には驚かされることでしょう。

子供の成長を見守るように、ティーツリーファームズでラベンダーオイルの成長を楽しみ、そして見守ってみませんか?

ペットのケアにエッセンシャルオイルを活用する時に気をつけたいこと


様々な用途のあるエッセンシャルオイル。上手に活用することで、ケミカルな素材を使用することなく、ペットのケアにも活用することができます。
ティーツリーラベンダーといったオイルの抗菌効果は傷口の消毒やスキントラブルにケアに効果的。また、レモンユーカリやレモンティーツリーといった素材は虫よけとして有効です。
そのほか、ティーツリーはダニ駆除やノミ駆除といった分野で高い効果が知られており、最近話題の多い様々な感染症の原因となるマダニに対してもオーストラリアでは経験的にその効果が広く知られていますから、魅力ですね。

ただし、使用に際して人に使うとき以上に気をつけなければいけないことは「適度な希釈」。なぜならペットの多くは体を舐める習性があるから。
特に猫にはティーツリーなどのオイルに含まれる一部の成分を分解する酵素がない場合が多く、こうした成分を多量に経口摂取してしまうと中毒症状を示すことも。ですから猫への使用は慎重に検討することをお勧めしています。
犬については、量と濃度を管理していれば危険性ほとんどありませんから、上手に活用してあげてください。

なお、一部にティーツリーオイルがペットに対して危険だという誤解もあるようですが、これは主に高濃度かつ多量の経口摂取を強いた例によるもの。このような行為は動物へのケアではなく、虐待であり、絶対に許されるものではありません。

関連おすすめ商品:ハーブで愛犬ケア

オーストラリア産なのに、オーストラリアでも入手しにくい・・・アニスシード・マートルとは


画像のこの木がオイルの採れるアニシスードマートルの木。その学名は「Backhousia anisata」。レモンマートルの木の学名が「Backhousia citriodora」ですから、植物としてこれらは兄弟のような間柄だということがお分りいただける事でしょう。

アニスシードマートルのエッセンシャルオイルは、その名前の通り、アニスシードオイルととても成分が似たオイルです。成分が似ているのですから、香りも当然似ている・・・ただ一つだけ、香りの上で決定的に違うのは「草っぽい香り」がしないこと。それは当然で、オイルの素材が草ではなく木だから。

アニスの香りは好みが別れるオイルですが、もし、苦手な理由が香りの中の「草っぽい香り」の部分なら、アニスシードマートルオイルなら大丈夫かも。
ところで、アニスシードマートルのオイルは強い鎮静効果があり、子育ての上でも役立つ不思議な香りですね。
オーストラリア固有の植物から抽出されたオイルではありますが、オーストラリア国内でも入手の難しい(量販店では取り扱われることのない)、希少なエッセンシャルオイルの一つです。

私が実践している、良い香りに出会うコツとは


良い香りに出会うコツはより多くの香りに触れること。

長くアロマをしていると、ついつい決まったブランドの決まった香りばかりを手にとってしまっていませんか? もちろん私達のような、エッセンシャルオイルメーカーとしてはこうした固定のお客様の存在は「とってもありがたい」ことではあるのですが。

たとえばペパーミントの香り。きっと誰もがすぐに想像できる「あの香り」があることでしょう。しかし、生産地や生産年が変われば、香りは様々。そう、実はあなたにとっての「あの香り」と、他の方にとっての「あの香り」は同じではないかもしれません。
ペパーミントオイルといえば北米産などがメジャーなのですが、オーストラリア産のペパーミントは香りが大きく違います。こんな場面で「もう、知っている香り」だと決めつけてしまうことで、せっかくの出会いのチャンスを失ってしまっていませんか?

読者の方は驚かれるかもしれませんが、私自身、ティーツリーオイルやオイルを活用した商品など、他社メーカー様の商品を実は頻繁に購入しています。旅先でも必ず、地元産の商品を手に取ります。もちろん数々のエッセンシャルオイルも。
なぜなら、そこにエッセンシャルオイルが持つ、今まで知らなかった「香り」や「魅力」との出会いがあるかもしれないから。また、商品の改良に役立つアイディアが見つかるかもしれませんし、お客様よりお問い合わせを頂いたときに、自社商品の魅力をしっかりとお伝えさせていただくための知識にもなります。

知っている「あの香り」という固定観念があることで、より素敵な香りに出会うチャンスを逃してしまうのはもったいない・・・だからこそ、より多くの香りに触れる機会を持ちたい・・・私はそう考えています。
もちろん、ティーツリーファームズのお客様には他社様の商品を試されたあとには必ず戻ってきていただきたいですけれど。

化学的に考える・火傷にラベンダーオイルが効果的と言われる理由とは?


その高い鎮静効果で、睡眠導入効果を期待しても多用されるのがラベンダーオイル。特にリナロールの含有割合の高いラベンダーはフローラルな香りが好まれ、人気があります(一方で、一部の体質の方にはこの成分が合わずに頭痛の原因となることも知られています)。

さて、こんなラベンダーオイル。火傷対策にも効果的という話を耳にされた方も多いのではないでしょうか。話の由来はわかりませんが、かなり古くから知られている活用方法のようで、オーストラリアでも年配の方を中心に活用されていた方が多いようです。
ではなぜ火傷に効果があるのか、化学的に考えてみましょう。

ラベンダーの主成分はリナロール。たとえばオーストラリア・タスマニア産のラベンダーオイルには平均で38%ほど含まれています。
実はこの成分、ティーツリーオイルに多く含まれ、その強い抗菌効果の源泉として知られるテルピネン4オールと同じ第3級アルコール(これは化学的な分類上のことで、お酒・アルコールのグレードの話ではありません)として、化学的にかなり近い成分なのです。
そして、この双方には高い抗菌効果がある・・・。つまり、この抗菌成分の含有の多さにその理由があったのです。

火傷によって皮膚の組織が傷つくと、水ぶくれができたりと皮膚に損傷が現れます。この損傷した皮膚には細菌や微生物が侵入しやすくなり、感染症を引き起こしやすくなるのですが、ラベンダーオイルの主成分リナロールの抗菌効果により、このリスクを抑制してくれる効果が。同時この成分には軽い麻酔効果があり、痛みを緩和してくれます。

さらに心理的な効果も忘れてはいけません。リナロールには鎮静効果があることが知られており、アクシデントで緊張し、高ぶった精神状態を解きほぐしてくれる効果も同時に期待できるのです。

つまり、これらの「殺菌効果」「麻酔効果」「鎮静効果」の3つが融合・支えあうことで火傷に対する有効性という形で、ラベンダーオイルの効果が古くから理解されるようになったようです。

エッセンシャルオイルには様々なMyth(根拠のあまりない神話・俗説のようなもの)が多いと言われますが、「火傷にラベンダーオイルが効果的」という話にはちゃんとこのような化学的な根拠がありました。