ゴールデンホホバと精製ホホバの違いは天然水と水道水の違いのようなもの


オーストラリアでホホバオイルといえば、ゴールデンカラーのホホバオイルが主流。一方で日本では精製された無色透明のホホバオイルがまだまだ主流のように思えます。
ホホバは精製する事で無色透明でほぼ無臭のオイルになります。一方、ゴールデンホホバオイルはほのかなホホバの香りが残り、圧搾時にわずかに残るホホバ種子の成分がオイルに含まれることも。

ゴールデンホホバが精製処理をしていない理由は処理する必要のない、高い品質のオイルだから。例えるならそのまま使える湧き水・天然水のようなものですね。

ホホバは何度か条件を変えてオイルを絞ることができるのですが、後になって出てくるオイルはそのまま利用できるものではないため、製品化するためには精製を必要とします。ちなみに、オーストラリア産のホホバの場合、圧搾後にその「絞りかす」は輸出され、オーストラリア国外で精製オイル抽出のための原料として使われています。
このように抽出されたのちに精製という工程を経て商品となる無色透明な精製オイルは、例えるなら水道水でしょうか。

これらの違いを理解して、目的に応じて上手に使い分けてみませんか。

低アレルギーケモタイプの香りって? ニュージーランド産のラベンダーオイル


一般的なラベンダーオイルにある2つの香りの特徴は、香りの最初に感じられる「ツンとした香り」と、その後に上がって来る「フローラルな香り」の組み合わせです。
前者は油性インクに似たクセのある香りで一般的にあまり好まれるものではなく、結果的にこの香りが抑えられたラベンダーオイルにより高い評価が付き、これが価格に反映されています。
後者はリナロールという成分に由来する、ラベンダーの香りに期待されるフローラルな香りですから、多くの場合でこの香りが強いオイルほど高評価を受ける傾向があります。
たとえば、これらの二つの条件を満たす事で、世界的に高い評価を受けているのがオーストラリア・タスマニア産のラベンダーオイルです。

一方でリナロールには「アレルギーの原因」として知られる側面があります。もちろん毒性があるわけではなく、全ての人に対してアレルギーを誘発するものではありませんので、体質の上で影響を受けない方には全く問題はありません。
このリナロールが体質に合わないという(全体の10%から15%程度と推測されている)方に対しても、影響を与えにくい程度にまでその含有量が少ないのがニュージーランド産のラベンダーオイルです。
オイル製造の段階でリナロールを抜き出したわけではなく、もともとリナロールの含有が少ない特殊なケモタイプのラベンダーから作られたオイル。リナロールが少なくなった分だけ、アレルギー性のない酢酸リナリルという成分の含有が増えていることから、低アレルギー性のラベンダーオイルとして広く認知されるようになりました(詳しい成分構成は公開している成分分析表を参考にしてください)。

その香りは「ツンとした香り」は抑えられていますが、「フローラルな香り」を作る成分の含有が少ないため、全体的に香りはあっさりした仕上がりに。オーストラリア産のラベンダーオイルとは対極的な香りと言えますが、『ラベンダー独特の自己主張』を少し抑えたその香りは単体での使用のほか、他の香りとのブレンドでも用途の広い香りと言えるでしょう。

リードディフューザーでオリジナルブレンドの香りを楽しむ


リードディフューザー。そう、小さな壺のような形のボトルから竹串がニョキニョキ出ている、最近流行の芳香アイテムです。
今回はお客様より、リードディフューザーで使うオイルのレシピについてお問い合わせをいたきましたので、実験がてらサンプルを作成してみました。

用意したものは小さな花瓶と竹串(普通にお料理用のもの)5本、そしてエタノールとエッセンシャルオイルです。
今回は爽やかな香りに仕上げようと、レモンマートル3に対してスペアミント7の割合でブレンドしたオイルを使いました。

混ぜ合わせるのはエタノール(無水エタノール)9に対してエッセンシャルオイル1の割合。10%ですね。これを混ぜて花瓶に入れて、竹串を立てて、おしまい。
実はあまりに単純なため、ちょっと心配だったのですが、これが20畳もあろうかという空間(しかも窓が開いている)においても十分な香りに。いやぁ、驚きました。

実験当日の屋内の気温は20度ほど。気温がもっと高い場合には揮発するオイル&エタノールの量が増えますから、エッセンシャルの濃度を5%ほどにまで下げた方が良いかもしれません。

また、今回は香りの強いレモンマートルを使ったこともあり10%の濃度では少し強すぎるようにも思えました。ですので、エッセンシャルオイルとエタノールのブレンドでは5%〜10%の間を目安に気温や香りの強さを考慮した上で調整すると良いようです。

ちなみに、今回のブレンド。レモンマートルの鮮烈な香りをグリーンなスペアミントの香りが優しく覆ってくれる、爽やかな香りで、簡単に作れるオススメのブレンドですね。

「クチュクチュうがい」・ティーツリーで口の中を清潔に!


ティーツリーオイルを使った「うがい」といえば、風邪予防を目的とした「ガラガラうがい」をイメージする方が多いのですが、口臭予防や歯肉炎・口内雑菌対策として、マウスウォッシュのように口の中をすすぐ「クチュクチュうがい」にも活用できます。

使い方は簡単。コップ1杯の水に対して「ティーツリーオイル」を1〜2滴加えて、口の中をすすぐだけ。ちょっと苦味がありますが、すすいだ後はすっきりしますね。

苦味が少し気になる場合には「ティーツリー20%希釈オイル」を使う方法も。ピュアオイルと同様に使えます。

逆に使ってはいけないのが「水でうすめてつかえるティーツリーオイル」。水に溶解することで苦味がとても強く感じられるので、絶対に避けてください。

さらに食塩を加えることで、マウスウォッシュを作ることもできます。作り方はこちらのリンクから

ティーツリーオイルの抗菌効果を上手に活用してみませんか?

順番は? 保湿を目的とした化粧水とホホバオイルの関係


保湿を目的として活用されることが多いのがゴールデン・ホホバオイル。ではどんな順番で使えば良いのか、今回はそんなお話です。

保湿は「湿度を保つ」こと。つまりはじめから乾燥した環境にホホバを使っても「守る湿度」がありません。ですから、まずは化粧水で適度な湿度を作った上で、その後からホホバで保湿してあげるのが正しい順番ですね。

これ以外に化粧水にホホバを混ぜて同時に完了してしまう方法もポピュラーのようです。

プレーンタイプのホホバオイルの利用のほかに、ティーツリーの抗菌成分を活用した抗菌タイプのホホバもニオイの原因となる古い皮脂の雑菌の増殖抑制効果が期待できるので、実は結構人気。
ティーツリーとゴールデンホホバの、2大スターのコラボレーションですね。

オーストラリアからティーツリーオイルを買うことの5つのメリット


ティーツリーオイルは日本国内の小売店さんでも比較的、容易にご購入いただけるようになりました。
これはお客様にとっては便利なことですが、当社のような会社(生産地オーストラリアからの直販専門メーカー)にとっては厳しい環境になることを意味する・・・ように見えるのですが、実際には今も変わらず多くのティーツリーオイルを日本のお客様に出荷させていただいています。

買ってすぐに使える・・・そういった面では国内の小売店さんの方が断然有利なのですが、それでもなお、多くのお客様がわざわざオーストラリアのティーツリーファームズからティーツリーオイルを購入されている、そのメリットをもう一度、お伝えしたいと思います。

メリット1:日本語で安心してご注文&ご相談OK
かつて、インターネットでの特に海外からの買い物は「特別なもの」でしたが、ティーツリーファームズでは日本語でのご注文もがOK。さらにご相談やお問い合わせもメールやLINEで気軽にしていただけますから、オーストラリアの会社なのに国内感覚でお買い物がいただけます。

メリット2:鮮度と香り・グレード
産直だから新鮮なのは当たり前。これについては過去に何度かご紹介していますので、過去記事をご紹介しましょう。→こちらの記事からどうぞ

メリット3:価格
一見すると国内で購入いただける商品と同程度の価格に思えますが、オイルのグレードが大きく違いますので・・・「特上天丼(プレミアムグレード)」が「並の天丼(スタンダードグレード)」の値段で注文できる感覚でしょうか(笑)。

メリット4:意外におトクな送料
海外(オーストラリア)からの配送ですので「高い」というイメージがありますが、ティーツリーファームズでは基本送料・日本全国一律でオーストラリアから980円。
最近は日本国内の宅配便でも千円を越えることが珍しくありませんから、むしろ安い時も。沖縄や九州、北海道などのお客様よりのご注文が多いのはこれが理由かもしれません。

メリット5:生産地から直接届く
商品の到着はオーストラリアから出荷して1週間ほど。時間的には明らかに国内販売店さんと比較して不利。しかし、数日お待ちいただくことで、待ち時間以上に鮮度の高いオイルが届くとなれば・・・これが産地直送の最大のメリットです。

しばらく前まで、インターネットでの海外からの買い物はちょっぴり「怪しい」イメージもありました。しかし、現在でごく普通の存在に。さらにティーツリーファームズは1999年の創業以来、ずっとインターネットからのご注文を承らせていただき、現在まで20年近い実績があります。
日本国内からの出荷をされている他社様と比べて、到着までちょっとだけ、余計に時間がかかってしまいますが、それ以上のメリットを発見・体験いただいている多くのお客様にティーツリーファームズは今日も支えていただいています。

買ってよかった! そう言っていただけるティーツリーの香り

今回は手前味噌なお話なのですが、ティーツリーファームズのティーツリーオイルををご購入いただいたお客様からしばしばいただくのが、「品質の良さがわかって、買ってよかったです」「大好きな香りです」「大容量で品質も良かったです」「今まで使っていたオイルと比べて優しく良い香りです」といったメッセージ。
ティーツリーオイルの専門メーカーとして創業したティーツリーファームズにとって、ティーツリーオイルを褒めていただけるのが、やはり一番嬉しいですね。

このようなご評価をいただける理由はオイルの鮮度とグレードでしょう。
生産から数年経過しても香りがほとんど変化しないエッセンシャルオイルがある一方で、ティーツリーオイルは酸化による香りの劣化が進みやすいオイル。そのため鮮度が高いほどに良い香りが楽しめます。
また、比較的安価に入手できるオイルの多くが刺激成分の含有が多いスタンダードグレードのオイルであるのに対して、ティーツリーファームズでは生産者価格ベースで5割以上も高い、アロマテラピーで使用されるプレミアムグレードのオイルですから、穏やかで澄んだ香りを楽しんでいただけます。

産地直送で新鮮&高品質 そしてフェアな価格
だから創業以来、十数年間にわたってティーツリーファームズのティーツリーオイルを選び続けてくださるお客様も多くいらっしゃいます。

お客様にたくさん買っていただけるからこそ、いつも新鮮なオイルをお届けできます。これからも新鮮でハイグレードなティーツリーオイルをお届けしてまいりますので、ぜひ、たくさんお買い求めください😄。

品質を判断する目安となるのがラベンダーオイルの香り


まるで「油性ペンのインクのような、ツーンとする揮発性の強い香り」が原因でラベンダーの香りが嫌いになってしまった方、いませんか?

実はこのような香り、安価なラベンダーやその亜種のエッセンシャルオイルを中心に珍しいものではありません。芳香剤や消臭スプレーなどでもおなじみかもしれませんね。

一方で、こんなツンツンした香りのしないラベンダーもあります。たとえばオーストラリア・タスマニア産やブルガリア産のラベンダーなど、(生産者価格にして2〜3倍も高い)高級ラベンダーの香りがそう。
これらの場合、香りの初端でツンツンと嗅覚を遮る香りがないため、最初からフルーラルな香りが一気に広がってきます。一般的に香りのプロが使っているのはこちらのラベンダーの香り。
これらを比較した方はみなさん必ず『同じラベンダーなのに、こんなに違うんだ・・・』とびっくりしていますね。

ラベンダーの香りがイマイチ好きになれない、という方。もしかすると本当に良い香りのラベンダーオイルにまだ出会えていないだけかもしれません。

ところで、どのメーカーでもほぼ必ずあるラベンダーの香りは、そのメーカー&ブランドのオイルの品質レベルを見分ける目安にもなります。産地の記載がないラベンダーオイルがあった場合で、その香りが「インクのような揮発性の高いツンツンする香り」であれば、ブランド全体であまり高い品質のオイルは期待できないかも。事実、オーストラリアのスーパーマーケットで販売されている、安価な日用品用途のラベンダーオイルは例外なくこの香りです。

もちろん、産地をしっかり明記しているブランドの場合は意図してその香りを採用しているわけですから、このような香りであっても例外と言えることを付け加えさせていただきます。

お部屋がカビ臭い? ならティーツリーオイルが役立つかも


ずっと住んでいると慣れてしまって分からなくなってしまうのがお部屋のニオイ。
しかし旅行や帰省などで数日間、家を空けて帰宅するとニオイが気になったりしますよね。

その中でも気をつけたいのはカビ臭。浴室や台所、和室の畳や押入れ、物置きの中などは要注意です。カビは不快なだけでなく、アレルギーなどの原因ともなりますので、体調不良の原因が実は自宅のカビだった、なんてことも。

そこでティーツリーの抗菌成分を活用してみましょう。ティーツリーオイルには強力な抗カビ(抗真菌)効果がありますから、スプレーなどで利用すれば効果的。このほか、ディフューザーを使って拡散する方法も。ティーツリーオイル以外に、抗菌エッセンシャルオイル(メディフレグランス)を利用すれば、香りをアレンジしながらカビ対策ができてしまいます。

画像はオレンジの香りで、一般的なティーツリーの2倍以上の抗菌成分を含んだメディフレグランスの抗菌エッセンシャルオイルです。

アメリカでの使用事例でティーツリーの抗菌成分(テルピネン4オール4オール)を多く含むエッセンシャルオイルをディフューザーで拡散したところ、カビアレルギーが原因となって誘発されたとみられる喘息の症状が出なくなった、という報告もありました。

ただし、この方法で気をつけたいのはあまり多量に噴霧しないこと。結露するほどに噴霧すると逆にカビの原因を作ってしまいます。

ティーツリーの抗菌力を上手に活用してお部屋のカビ臭対策してみませんか?

『オーストラリア流』・ティーツリーオイルはジャンジャン使おう!

10mlほどの小さな小瓶に入ったエッセンシャルオイル。きっと多くの方が「高かったのよね〜」と、1滴ずつ大切に使っていらっしゃることかと思います。
でも、コレがきっと、一般的なエッセンシャルオイルの使い方ではないでしょうか。

しかし、ティーツリーファームズのティーツリーオイルは違います。1本の容量が小さなもので25ml、大きなものなら100ml、さらにオトクな100mlボトルの3本セットまであり、大容量ながら価格はリーズナブル。なので、文字通りジャンジャン、ジャブジャブ使えてしまいます。
なぜこんなに大きいのか・・・実はオーストラリアではこれが当たり前だから。

オーストラリアにおけるティーツリーオイルは国民の誰もが知っている、とっても特別な存在。アロマだけでなく、怪我の消毒薬としてや虫刺されの後のかゆみ止め、肌荒れ対策、水虫対策などのほか、台所やバスルームのお手入れ・お掃除など日常生活の広い範囲で広く活用されています。それほどまでに活用範囲の広いティーツリーオイルだからこそ、大容量でも十分に使えます。

このように用途の広いティーツリーオイルは日本でも広く認知され、活用されるようになったようで、事実、最も多くご注文をいただいているのが100mlサイズの商品です。そう、この大きなサイズが、ティーツリーオイルの「普通のサイズ」
しかもティーツリーファームズならスタンダードグレードの一つ上、アロマやメディカル用途で使われるプレミアムグレードのオイルですから、香りだってツンツンすることなく楽しめます。

ティーツリーファームズでティーツリーオイルを毎日の生活の中で上手に、ジャンジャンご活用いただければと思います。
なお、ティーツリーオイルは鮮度の高いほうが香りが良いので、開封したら1年以内をめどに、香りが良いうちに早めに使い切ってしまうのがオススメです。