エッセンシャルオイルの香りを楽しむのに使用されるのがディフューザー。香りを拡散するための器具ですが、今回取り上げるのはこの中でも超音波を利用して水と共に霧状に拡散するタイプ「超音波式ディフューザー」。
このタイプだけでも様々なものが販売されていますが、見た目だけでなく、性能にもかなりの違いがあります。
一般的なエッセンシャルオイルが使用できるもののほかに、その機器専用の液体だけでしか使用できない、とされる機器もありますから、選択には気をつけたいですね。
一般的なエッセンシャルオイルが使用できるタイプのディフューザーの中から選ぶ際に着目したい点は「噴霧量」「タンク容量」「電飾」の3点。
このうち、噴霧量は一番考慮すべき点です。超音波式ディフューザーの中で、安価な商品群の中に多いのが噴霧量の弱いタイプ。ノズルから「ちょろちょろ」っとミストが出てくるタイプです。もともと機器の性能上ミストを作る機能が弱い上に、この記事の画像にあるような背の高いデザインだと機器内部でミストが滞留してしまうのでさらに噴霧量が減少するため要注意です。小さなお部屋の芳香だけなら十分かもしれませんが、抗菌目的などでは全くの力不足。
次に考慮すべきはタンク容量。タンクの容量が小さいということは、すぐに水が少なくなってしまうので、長時間の運転に適していないということ。先に紹介した「ちょろちょろ」とだけしか噴霧しない機器であれば小さなタンクでも十分なのでしょうが、風邪予防などで抗菌を目的に空間にエッセンシャルを拡散する場合などには大きめのタンクを備えた機器を選択すべきでしょう。
大きなタンクを備えた機器ではタイマー機能や間欠運転機能などが付いた機器もありますので、特に夜間の寝室での利用では便利です。
そして3つ目は電飾。LEDを使ってキラキラと光る綺麗なものも多いのですが、これは消せますか? とくに抗菌目的で活用するなら寝室での利用が多いので、眠りの妨げになってしまわないよう、電飾がコントロールできる機器を選択しましょう。
ディフューザー選びでエッセンシャルオイルの活用の幅が芳香以外にも大きく広がります。
この冬はディフューザーを賢く選んで風邪予防に抗菌エッセンシャルオイルを活用してみませんか?
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