香りによるさりげない空間の演出で印象を高めるテクニック::自分をもっと素敵にするためのアロマ


人の感じる「印象」とはとかくエモーショナルなもの。その時の感情に大きく作用されます。
世界的なコーヒーチェーンで知られるスターバックスのプロデュースにも関わったマーケティングのプロによれば、人が物事を判断するのに最も影響を与えるのは論理的思考ではなく、直感を含む感情的な思考なのだとか。つまり相手に与える最初の印象がその後の関係を大きく左右することになるというのです。

この印象を構成する要素の中には視覚的な要素のほかに嗅覚的な要素も含まれることを忘れてはいけません。たとえば、スペアミントの香り。この香りは日常生活において歯磨きなどでも多用されていることもあって、清潔な印象を感じませんか? サンダルウッドならオリエンタルなイメージ、オレンジやレモンなら活発で爽やかなイメージでしょうか。
そう、人が抱く香りに対するイメージを上手に利用することで香りによる「印象操作」が可能になります。

とある世界的な高級ホテルチェーンでは世界各地にあるすべてのホテルのロビーで同じ香りを使った演出を行っています。これにより宿泊客に対してホテルのイメージを暗示できるほか、嗅覚で「いつもの香り」を感じることで、宿泊客は初めての旅先でもリラックスした感情を抱けるのだとか。
このテクニック、お店や会社だけでなく、個人でも十分に活用できるテクニックですね。

※画像は抗菌エッセンシャルオイル「メディフレグランス

鎮静効果のある香りで心のストレスを抑える::自分をもっと素敵にするためのアロマ


精神的に不安定なときこそ、香りがもたらす効果を上手に活用してみましょう。
ヨーロッパや北米で人気のある「リコリス菓子」。黒色のグミ・キャンディーが一般的で日本ではあまり馴染みのあるものではありませんが、このお菓子に多く含まれているのがアニスの香りです。実はこの香りには高い鎮静効果が知られていて、子供の癇癪を抑える効果を期待してこのお菓子が子供たちに与えられてきた、という側面(というより、主目的かも)もあるようです。

アニスシードオイルと同様にスターアニスやアニスシードマートルにも同様の強い鎮静効果が知られています。香りの主成分はどれも「アネトール」という成分でこれが香りの源泉になっていますので、それぞれ香りは大変似ています。
なお、「アネトール」は構造的に女性ホルモンのエストロゲンに類似していることから、女性の更年期障害の改善にその効果が期待されます。

不安感や恐怖感など、自分ではコントロールの難しい感情はイライラ、ストレスとなって仕草や表情に簡単に出てしまうもの。これらのエッセンシャルオイルが持つ鎮静効果でこうした心のストレスを癒やすことで自分自身を変えて、スムーズなコミュニケーションにつなげてみませんか?

※画像はアニスシードマートルの葉

集中力アップで自信もアップ::自分をもっと素敵にするためのアロマ


香りが精神的に与える影響をうまく利用することで、自分をもっと素敵に変えてゆく。今回は集中力を高めるためのアロマを考えてみましょう。
香りがもたらす様々な効果のうち、科学的な実験でそれが確認されたもの一つがペパーミントの香りによる集中力のアップ。この香りを活用することで自分自身に変化を取り込んでみましょう。
例えば試験勉強。ペパーミントの香りで「記憶力」がアップするわけではありませんので過剰な期待は禁物ですが、集中力を高めることで学習環境がより良いものになることが期待できます。そのほか、締切が迫った仕事や約束事などがあれば、集中力を上げることでスムーズに作業が進むことが期待できますね。

ペパーミントを含むミントの香り以外にも、レモン系の香りにも集中力アップの効果があると感じている人も多くいます。オレンジやグレープフルーツといった柑橘の香りのほか、レモンマートルレモンティーツリーといった、柑橘種ではありませんが同様にシトラール成分を多く含むエッセンシャルオイルが活躍できることでしょう。
集中力を高めることによって、今まで困難だったことが少しでもうまく進むようになれば、精神面での自信のアップになりますよね。

リラックス効果で表情を変えてみましょう::自分をもっと素敵にするためのアロマ


エッセンシャルオイルの魅力はその香りと、その香りに秘められた数々のちから。これらを上手に引き出して活用することで、自分自身をもっと素敵にすることにトライしてみませんか?
今回は自分自身の内面、精神的な部分にスポットを当てて考えてみたいと思います。

精神面におけるエッセンシャルオイルに期待される効果として頻繁に挙げられるのはリラックス効果。ラベンダーの香りがその代表ですね。このオイルにはリナロールやリナリルアセテート(酢酸リナリル)などのが多く含まれ、科学的にも鎮静効果の高さは良く知られています。リナロールは、ロザリーナの精油にも多く含まれていますね。
精神的に落ち着くことで、大きく変わるのは表情。そう、自分の内面と他人をつなぐ一番重要な要素は顔の表情です。ちょっとイライラしていたり、疲れていたりすると、ほとんどの方はそれが表情として出てしまいますよね。

エッセンシャルオイルには直接、疲れを取り除いてくれる効果はありませんが、精神的に落ち着くことで表情が穏やかであれば相手の警戒感は解けるもの。そうすると色々なことがよりスムーズに動き始めます。ですから、ラベンダーなどのリラックス効果が知られているオイルの香りを活用すことで、自分自身を表情から素敵に変えてみませんか?
きっと周囲とのコミュニケーションにもプラスに作用することでしょう。

未知の香りと出会う「ワクワク感・ドキドキ感」を楽しむ旅のしかたとは?


オーストラリアの田舎町を旅する時の楽しみ。それは地元の小さなカフェを訪ねること。

旅行客が立ち寄る、こんなカフェの多くは地元との特産品を並べて紹介している事が多くあります。
工芸品などと共に、蜂蜜やお菓子、ナッツや果物などを中心に並べているお店が多いのですが、しばしば並べられているのがエッセンシャルオイルを使った商品に出会えます。

地元の小規模な農園さんが生産したエッセンシャルオイルがあれば、ほぼ欠かさず購入してしまいますね。
このほかにオイルを活用したルームスプレーや虫よけといったもあり、その『突飛なブレンド』に驚かされることも楽しみの一つ。

いつもの決まった香りに「安心感」を得る、そんなアロマもありますが、未知の香りとの出会いを楽しむ「ワクワク感・ドキドキ感」を楽しむアロマもオススメですよ。

Tea Tree Farms:オーストラリア産の希少種のエッセンシャルオイル

厳しくも豊かな自然が生み出した、オーストラリアの精油


有名なエッセンシャルオイルのメーカーがひしめくヨーロッパ。そこにティーツリーをはじめとする高い品質のエッセンシャルオイルを供給し続けているのが、ここオーストラリアで生まれ育つ植物です。

周囲を大きな海に囲まれた大陸国。見方を変えれば大きな島国。豊かな自然環境とカンガルーやコアラに代表される独特の生態系を維持できているのは周囲から隔絶された環境だから。

澄んだ空気と青空からギラギラとした太陽の光が降り注ぎ、あるときは激しい雨と洪水、そして干ばつと山火事・・・そんな厳しい自然環境の変化が育んだ植物たちからオーストラリア産のエッセンシャルオイルは生まれるのです。

生産地・オーストラリアからお客様へ直接お届けするTea Tree Farmsのエッセンシャルオイルたち。
ボトルを開封した瞬間から、その香りを通じてきっとたくさんのストーリーを語ってくれることでしょう。

ヘリが来て、ティーツリーの原生林の間で見つかったものとは・・・


ティーツリーの育つこの地域の海岸沿い。海岸には白い砂浜が続き、内陸には湿地帯が広がります。
湿地帯といっても、雨が降ると泥沼のようになり、夏には激しく乾燥して地割れするような土地。ここにはティーツリーと同じメラルーカ種の木々が生い茂る原生林です。

人の目が届きにくい、こんな原生林の間を縫うように幹線道路が通っているのですが、去年の夏、ここを運転していると超低空飛行をする真っ黒なヘリコプターが突然目の前に現れてビックリ。そしてその先にはパトカーが数台。
事故か検問かと思い慌てて減速しましたが、パトカーは通行を止める様子もなく、ヘリはそのパトカーのすぐ脇で空中停止(ホバリング)。ヘリの下には何やら大きな植物らしき束が下がっていました。

この光景はズバリ、大麻の摘発です。人目の届きにくいこうした原生林の中で大麻の違法栽培があるのだとか。ニュースで聞いたことはありましたが、摘発のシーンを目の前にするとは・・・ビックリしました。

中に迷い込んでしまうと出てこれなくなってしまいそうな、そんな広大で延々と続く広い原生林ですが、だからこそ、ヘリコプターを使ったこんな摘発が必要になってくるようです。

カビ・真菌に対するティーツリーオイルの抗菌濃度の一覧


優れた抗菌効果で知られるティーツリーオイルですが、病原菌・バクテリアだけでなく、水虫などの原因として知られるカビ・真菌に対しても強力な効果があります。
もちろん、お部屋のカビにだって効果的。

この記事では研究によって具体的に知られている真菌(カビ)の名称と、効果が認められた最小発育阻止濃度(MIC:minimum inhibitory concentration)についてまとめられたデータを論文『Melaleuca alternifolia (Tea Tree) Oil: a Review of Antimicrobial and Other Medicinal Properties (C. F. CarsonK. A. HammerT. V. Riley)』から抜粋・翻訳して、それぞれの真菌に関する情報のリンクと共にご紹介します。

水虫菌(白癬菌)など、ほとんどのケースでティーツリーオイルが1%未満の濃度での、十分な抗真菌効果が確認できます。
それぞれの数値についての根拠となるデータについては、論文にリファレンスとして記載されていますので、そちらを参考にしてください。

論文の英語原文はこちらのリンクから確認いただけます。


Fungal species % (vol/vol)
MIC
Alternaria spp.
アルテルナリア属菌
0.016-0.12
Aspergillus flavus
アスペルギルス(コウジカビ)
0.31-0.7
A. fumigatus
アスペルギルス(コウジカビ)
0.06->2
A. niger
アスペルギルス(コウジカビ)
0.016-0.4
Blastoschizomyces capitatus
ブラストシゾミセス
0.25
Candida albicans
カンジダ・アルビカンス
0.06-8
C. glabrata
カンジダ・グラブラータ
0.03-8
C. parapsilosis
カンジダ・パラプシローシス
0.03-0.5
C. tropicalis
カンジダ・トロピカリス
0.12-2
Cladosporium spp.
クラドスポリウム属菌
0.008-0.12
Cryptococcus neoformans
クリプトコッカス・ネオフォルマンス
0.015-0.06
Epidermophyton flocossum
エピデルモフィトン
0.008-0.7
Fusarium spp.
フザリウム属菌
0.008-0.25
Malassezia furfur
マラセチア・ファーファー
0.03-0.12
M. sympodialis
マラセチア菌の一種
0.016-0.12
Microsporum canis
イヌ小胞子菌・白癬菌の一種
0.03-0.5
M. gypseum
白癬菌の一種
0.016-0.25
Penicillium spp.
青カビ
0.03-0.06
Rhodotorula rubra
ロドトルラ
0.06
Saccharomyces cerevisiae
サッカロミケス(出芽酵母)
0.25
Trichophyton mentagrophytes
白癬菌・水虫菌
0.11-0.44
T. rubrum
白癬菌・水虫菌
0.03-0.6
T. tonsurans
白癬菌・水虫菌
0.004-0.016
Trichosporon spp.
トリコスポロン属菌
0.12-0.22

この記事の一つ前の記事では病原菌として知られるバクテリアに対する同様のデータをご紹介していますので、そちらも参考にしてください。

病原菌に対するティーツリーオイルの抗菌濃度の一覧


ティーツリーオイル
には大変強い抗菌効果が知られています。

この記事では研究によって具体的に知られている菌(バクテリア)の名称と、効果が認められた最小発育阻止濃度(MIC:minimum inhibitory concentration)についてまとめられたデータを論文『Melaleuca alternifolia (Tea Tree) Oil: a Review of Antimicrobial and Other Medicinal Properties (C. F. CarsonK. A. HammerT. V. Riley)』から抜粋・翻訳して、それぞれの菌に関する情報のリンクと共にご紹介します。

多くのケースで1%未満の濃度、ほとんどのケースで2%未満の濃度で十分な抗菌効果が確認されており、ティーツリーオイルの強力な抗菌力がその数値からうかがえます。

なお、それぞれの数値についての根拠となるデータについては、論文にリファレンスとして記載されていますので、そちらを参考にしてください。

論文の英語原文はこちらのリンクから確認いただけます。


Bacterial species % (vol/vol)
MIC
Acinetobacter baumannii
アシネトバクター
1
Actinomyces viscosus
アクチノマイセス
0.6
Actinomyces spp.
アクチノマイセス属菌
1
Bacillus cereus
バチルス セレウス
0.3
Bacteroides spp.
バクテロイデス属菌
0.06-0.5
Corynebacterium sp.
コリネバクテリウム
0.2-2
Enterococcus faecalis
エンテロコッカス
0.5->8
E. faecium (vancomycin resistant)
エンテロコッカス(バンコマイシン耐性)
0.5-1
Escherichia coli
大腸菌
0.08-2
Fusobacterium nucleatum
フソバクテリウム
0.6->0.6
Klebsiella pneumoniae
クレブシエラ・ニューモニエ(肺炎桿菌)
0.25-0.3
Lactobacillus spp.
乳酸菌属菌
1-2
Micrococcus luteus
マイクロコッカス
0.06-0.5
Peptostreptococcus anaerobius
ペプトストレプトコッカス
0.2-0.25
Porphyromonas endodentalis
ポルフィロモナス・エンドドンタリス
0.025-0.1
P. gingivalis
歯周病菌
0.11-0.25
Prevotella spp.
プレボテラ属菌
0.03-0.25
Prevotella intermedia
プレボテラ・インターメディア
0.003-0.1
Propionibacterium acnes
プロピオニバクテリウム アクネス
0.05-0.63
Proteus vulgaris
プロテウス ブルガリス
0.08-2
Pseudomonas aeruginosa
緑膿菌
1-8
Staphylococcus aureus
黄色ブドウ球菌
0.5-1.25
S. aureus (methicillin resistant)
黄色ブドウ球菌(ペニシリン耐性)
0.04-0.35
S. epidermidis
表皮ブドウ球菌
0.45-1.25
S. hominis
表皮ブドウ球菌
0.5
Streptococcus pyogenes
化膿レンサ球菌
0.12-2
Veillonella spp.
ベイロネラ属菌
0.016-1

この次の記事では同じ論文から、カビ・真菌に対する同様のデータをご紹介していますので、参考にしてください。

秋の夜にオススメの香りはニュージーランド・ラベンダーの香り


秋の夜のアロマでオススメしたい香りはニュージーランド産のラベンダーの香り。
夜のアロマは高いリラックス効果のあるラベンダーの香りが定番ですが、まだ夏の余韻が残るこの時期ならちょっとスッキリ・清涼感があるニュージーランド産の香りがよく合います。
そして、もう少し秋が深まってきたなら、もうちょっとフローラルで色っぽい香りのタスマニア産のラベンダーに引き継いでみましょう。

香りを楽しむにはディフューザーを使ってのお部屋でのアロマも定番ですが、服などに香りを移して翌朝ほのかな香りを楽しむ方法も。
ハンカチや小さなハンドタオル、キッチンペーパーにラベンダーオイルを数滴ドロップして折りたたみ、これを洗濯物の間に挟んでおくだけで、翌朝にはほのかな香りが楽しめます。クローゼットの中に一緒に入れておく方法もありますね。

エッセンシャルオイルの香りは人工の芳香剤と比べると香の持続する時間が短いですが、これが本物の香り。ナチュラルメイクを楽しむように、ラベンダーの自然な香りでさりげない秋のお洒落してみるのも、きっと素敵ですよ。