ティーツリーファームズでは2019年6月26日より『ティーツリー・抗菌エクストラクト』による抗カビ実験を実施しました。今回の記事はこの実験レポートです。
【実験方法】
プラスチック製容器に食パンとコットンを封入し、更にビニールで密封。冷暗所に保管してカビの発生と増殖を観察する。
コットンは以下の5種類を用意し、食パンと一緒に封入した。
・何も滴下しないもの
・『ティーツリー・抗菌エクストラクト』1滴(0.05ml)を滴下したもの
・『ティーツリー・抗菌エクストラクト』3滴(0.15ml)を滴下したもの
・『ティーツリー・抗菌エクストラクト』5滴(0.25ml)を滴下したもの
・『ティーツリー・抗菌エクストラクト』10滴(0.50ml)を滴下したもの
【実験の経過】
2019年6月26日(実験開始)
2019年7月6日(実験開始より10日目)
何も滴下していないコットンを封入した容器に入ったパンの表面に青色のカビの発生を確認。他の容器にはカビの発生はなし。
2019年7月10日(実験開始より14日目)
何も滴下していないコットンを封入した容器に入ったパンの側面に白色カビの発生を確認。表面の青色のカビも約2倍の面積まで拡大。
他の容器にはカビの発生はなし。
2019年7月18日(実験開始より22日目)
何も滴下していないコットンを封入した容器に入ったパンの側面に白色カビは約4倍に拡大。表面の青色のカビも更に2倍の面積まで拡大。
他の容器にはカビの発生はなし。
上の画像は7月18日(22日目)に撮影
【実験結果】
2019年7月18日の時点で、カビの発生が確認されたのは何も滴下していないコットンを封入した容器のみでした。
『ティーツリー・抗菌エクストラクト』を滴下したコットンを封入したすべての容器ではカビの発生はなく、このエッセンシャルオイルによる強い抗カビ効果が確認できたとの実験結果と結論を得ました。
今回の実験ですが当初、『ティーツリー・抗菌エクストラクト』の滴下数別によるカビ発生状況の比較も同時に想定していました。
しかし『ティーツリー・抗菌エクストラクト』を滴下した全ての容器でカビの発生が全く無かったため、この比較実験は失敗に終わりました。
結果として『ティーツリー・抗菌エクストラクト』の、わずか1滴の量で得られる十分な抗真菌・抗カビ効果が確認できました。
上の画像は7月16日(20日目)に撮影