睡眠を改善するために選ぶべきラベンダーオイルとは?


ラベンダーオイルにはリラックス効果や睡眠導入効果があることが知られています。しかし、実際に使ってみてイマイチ効果が感じられなかったり、逆に眠りにくくなったり・・・そんな経験をする方も多いようです。
その理由のひとつとして考えられるのが、ラベンダーオイルの成分が体質に合わないケース。ラベンダーオイルに多く含まれるリナロール成分が体質に合わないため、頭痛などの症状が出ることがあり、これではリラックス効果は期待できませんね。

ただ、今回注目したいのはもう一つのケース。ラベンダーオイルの成分バランスによる違いです。。ラベンダーオイルは産地によりその香りや成分構成に大きな違いがあることが知られています。ラベンダー(主に安価なラベンダーオイル)にあるツンとした香りに心当たりはありませんか? これは主にカンファー成分による香りです。また、このカンファー成分は刺激が強く、一部では覚醒作用をもたらすため、睡眠導入には不向きなのです。あまりリラックスできない、心地よく眠ることができない、そう感じたラベンダーの香りにはこのカンファー成分が影響している可能性があるのです。

一方、オーストラリア・タスマニア産のラベンダーオイルは、カンファーの含有量が少ないため、ツンとした香りがほとんどありません。そのため刺激が抑えられ、優れたリラックス効果を発揮します。これにより心身が落ち着き、自然な眠りへと導かれやすくなるほか、肌や呼吸器への刺激が軽減されるため、安全性も高まるのです。
リラックスや睡眠導入の効果を期待するなら、ラベンダーオイルのカンファー含有量に注目してみてはいかがでしょうか?

ちょっぴり強めの『ティーツリースプレー』活用法

ちょっぴり強めがコンセプトのこの『ティーツリー抗菌スプレー』
何が違うかというと、ティーツリーの抗菌成分として知られるテルピネン4オールの含有濃度なんです。
5分間で99%のコロナウィルスを不活性化させるために必要な濃度は3.3%なのですが(詳細なデータはこちら)これを上回る3.5%。

もちろんウィルス対策だけでなく、雑菌やカビ対策としても広く活用いただけます。(参考データ:病原菌に対するティーツリーオイルの抗菌濃度の一覧

では、このちょっぴり強めの『ティーツリースプレー』が、具体的に日常の生活の中でどのように利用できるのか、考えていきましょう。

お部屋の消臭・ニオイ対策
シューボックスのある玄関で活躍します。特にマンションでは玄関のニオイって気になりますよね。靴やシューボックスのニオイの原因の多くは雑菌やカビの増殖。なので、ティーツリーの抗菌力が役立つのです。消臭スプレーや芳香剤でごまかすのではなく、ニオイの原因を根っこの部分から退治します。

持ち物の消臭にも
靴やカバン、スポーツ用品なども、汗や皮脂に由来する汚れでニオイが発生しやすいですよね。靴下にも効果的。

浴室やクローゼットのカビ予防
浴室や湿気の多いクローゼットスペースなどはカビが増殖しやすい環境です。週1回のスプレーでティーツリーの強力な抗カビ機能を活用しましょう。

車のエアコンのニオイ対策
カーエアコンを室内循環に切り替えて、車内でこのスプレーを使用することで、気になるエアコン臭対策に。

ルームスプレーとして空間や床面の抗菌
ルームスプレーとして空間に噴霧して使用します。爽やかなティーツリーの香りが楽しめると同時に、ミストの多くは徐々に落下し、カーペットやフローリングの表面に付着します。蒸発してしまうまではこの成分が十分な抗菌効果を維持していますので、床面に落下したウィルスや雑菌、真菌に対する効果が期待できます。

不特定の人が触れる箇所の抗菌
シュッと一吹きで対策完了。ドアのハンドルやノブなどのほか、押しボタン、郵便受け、手すり、椅子の肘掛けなど、様々な箇所がイメージできることでしょう。

このちょっぴり強めの『ティーツリースプレー』を利用して、毎日の生活で気軽にティーツリーの抗菌力を活用してみませんか?

秋の長雨で蚊が大発生中・・・で、効果があったのはレモンユーカリ


4月のオーストラリアは秋。今年は雨が多く、蚊が大発生しました。
例年なら葉や草の陰に隠れているのでしょうが、今年は雨を避けたからなのか、建物の軒下にたくさん集まっています。1平方メートルあたり30匹はいるでしょうか。特に扉の周囲に多く集まり、開くとスッと中に入ってきます。
そこで使ったのが蚊が嫌うことで知られるレモンユーカリオイル。

<作り方>
スプレー容器を用意し、レモンユーカリオイル5%、アルコール95%の割合で混ぜ合わせれば完成。

こんなシンプルなスプレーですが、まずは網戸の内側から外に向かって使用することで網戸の外側に待機していた蚊をすべて追い払いました。レモンユーカリがとっても嫌いらしく、数時間後にも蚊は寄ってきません。
その後、ドアの外側や軒下をスプレー。効果を確認するために軒下の一部にスプレーをしない箇所を決めて蚊の動きを比較しましたが、結果、スプレーをしていない箇所に多くの蚊が集まりました。やはりかなり効果的なようです。

アルコール成分が強いため、スプレーの際に目に入ると強い刺激を感じますので注意が必要ですが、屋外の蚊対策としては良い結果でした。

ケミカルからナチュラルへ・虫よけに精油を活用するということ


夏を目前に、外出の機会が増えるのではないでしょうか。一方で蚊が媒介する病気も増える傾向があり、また野山ならマダニのリスクもあります。

これからの時期に役立つ精油といえば、蚊が嫌う成分をタップリ含んだエッセンシャルオイルたち。
その代表となるのが「シトロネラール」という成分で、レモンユーカリオイルの構成成分として70〜80%ほども含まれています。
ペパーミントオイルに多く含まれる「メントール」成分も効果的ですね。このほか、レモンティーツリーオイルにも蚊が嫌う成分が適度に含有されていて、その香りの良さからオーストラリアでは虫よけの素材として多用されています。
これらのオイルは虫よけとして直接的に衣服や体に使用するほか、ディフューザー等で部屋空間に拡散することで、その部屋に蚊を近づけさせないという利用方法もあります。

オーストラリアでは虫よけ効果を持つ化学薬品によるリスクが広く知られた結果、近年、こうした天然成分を活用した虫よけが積極的に活用されるようになっています。
特に最近は日本を含めてアジア地域で広く蚊が媒介するデング熱の流行があり、ますます注目されています。

ケミカルからナチュラルへ。この流れは世界的なもの。特に毎日使うような場合なら、もっと安全性を重視したいですよね。
エッセンシャルオイルを理解すれば、虫よけは自作することもできますので、上手に活用してみませんか?

『本当のオーストラリア産』を見抜いた、お客様の超感覚


お客様より『私達が知っている、本当のオーストラリア産にようやく出会えました』というメッセージをいただきました。

以前にオーストラリアにお住まいだったとのことで、こちらで高品質なゴールデンホホバオイルを活用されていたそうです。日本に戻った後、色々なホホバオイルを試したそうですが、どれも以前に使用していた本当のオーストラリア産には及ばなかったとのこと。
そしてたどり着いたのがキュアス、そしてティーツリーファームズのゴールデンホホバオイルだったのだそうで、『ほのかに香るホホバの香りとその使用感は、他産地のホホバとははっきり違うのですぐに分かります』、とのことでした。

私達が出荷しているオーストラリア産のホホバオイルは精製処理されないゴールデンホホバオイル。圧搾して出てきたオイルからフィルターで殻などの異物を除去しただけの、とってもシンプルなオイルです。そのため、生産年によってその色にもばらつきがあったりしますが、こんな素朴なホホバオイルだからこそ、深い魅力を感じていただけたのでしょう。

実は過去にも何度か同様のご感想を頂いており、肌感覚でオーストラリア産の品質を見抜くお客様の優れた「超感覚」には本当に驚きながら、同時に品質の高さを見抜いていただき、とても嬉しく思います。

ニアウリと同じ種類の木から作られるネロリーナオイルとは?


ネロリーナのエッセンシャルオイルはニアウリと同じ”Melaleuca quinquenervia”という木から抽出されるオイルです。
よく、柑橘系のネロリと勘違いされるのですが、どうしてこのような名前になったかといいますと、その主成分にネロリドールとリナロールが多く含まれており、これらの成分の最初の音、ネロとリナをくっつけてネロリーナとなったという、単純なものです。

学名がメラルーカで始まっているため、植物学的にティーツリーの近似種であることも容易に想像いただける事でしょう。海岸に近い汽水域の湿地帯に多く自生していますので、塩分にも強い木であることがわかります。

ネロリーナには毒性も刺激成分も皮膚感作用成分もほぼない一方で、鎮痛や消毒、抗菌作用のほか、抗寄生虫などの作用が知られているため、虫よけの素材としても利用されます。
最近ではその成分が更年期における男性機能の活性化に効果が期待できるとの情報もあり、マイナーな精油ながら、注目を集めるようになりました。

また、何より甘くフローラルな特徴的な香りは人気が高く、香りのプロ・アロマセラピストの中で人気が高い香りなのですが、生産者やロットごとにその成分構成比や香りの違いが比較的大きくなるオイルでもあります。

マカデミアとティーツリーで作るネイルケアのためのオイル


ネイルケアで活躍するのはマカデミアナッツオイル。
マカデミアナッツオイルにはパルミトレイン酸を多く含有し、肌への浸透が素早いことから、爪のコンディションを表面だけでなく内側からも整えてくれます。さらに甘皮部分に目立つ逆剥けなどのケアにも効果的なのです。

食用グレードのオイルも利用できますが、酸化しやすく、べとつきが多いのが難点。なので指先にはべとつきがなく、浸透性が高いコスメグレードの精製オイルがオススメです。精製オイルの魅力は酸化の影響を受けにくい点も魅力ですね。

こんな優れたマカデミアナッツオイルにティーツリーオイルをブレンドすることで、優れたスキンケア効果を実現します。加えるティーツリーオイルの量は全体の1〜3%が目安。
ティーツリーオイルが持つ優れた抗菌成分により、スキントラブルの原因となる雑菌や水虫の原因となる白癬菌などのカビ・真菌対策にも効果が期待できます。

これらを混ぜ合わせたネイルケアオイルはスポイトやドロッパー付きのボトル容器に入れて使用します。指先を上に向けた状態でオイルを滴下して、ゆっくり降りてきたオイルを指先になじませるようにマッサージして使用します。
もちろん足の爪にも利用でき、こちらは水虫予防に効果的です。

『本物のラベンダーの香り』で見えないおしゃれを楽しむ


最近は柔軟剤や芳香剤などで多用される、ラベンダーっぽい香り。
でも、ティーツリーファームズのエッセンシャルオイルで『本物のラベンダーオイルの香り』を知っている皆さんには、これらの違いがはっきりと感じられることでしょう。
だからこそ、ラベンダーの香りで「見えないおしゃれ」をするのなら、やっぱり本物の香りを使って演出したいですよね。

香りを楽しむためのボディスプレーを作るなら、アクアフレグランス(水溶性オイル)のタスマニアンラベンダーオイルがオススメ。
作る方はとっても簡単で、15mlサイズの小さな小分け用のスプレー容器にアクアフレグランスを10〜15滴程度加えて水で希釈するだけ。もちろんルームスプレーとしても使えるので、お部屋のおしゃれにも使えます。

ピュアオイルを使ってスプレーを作る方法もあります。
エッセンシャルオイルを使ったルームスプレーの作り方
ただし、ラベンダーオイルの成分は樹脂を腐食してしまう効果が強いため、(構造と種類によりますが)スプレーポンプが故障しやすいのが難点かもしれません。

ティーツリーを使ったフットオイルで水虫予防


水虫の原因は白癬菌と呼ばれるカビの一種です。
カビなので梅雨時期や夏の汗ばむ時期のほうが多そうなイメージなのですが、実は冬にも厚手のソックスやブーツなどを長い時間着用することが多いこともあって、白癬菌が増殖しやすくなるのです。寒さで帰宅後に裸足になる時間が少ないことも影響しているのでしょうか。
つまり水虫予防の対策は季節を問わず有効であり、こんな水虫対策に活用できるのがティーツリーオイルを活用したフットオイルなのです。

研究データによると、水虫菌(白癬菌)の増殖を抑えるために必要なティーツリーオイルの濃度はわずか0.1%。
つまり汗で流されたり、希釈にムラがあること考慮しても、ティーツリーオイルの濃度が1%のフットオイルを作ったとすれば、その抗菌力の上では全く問題のない濃度と言えるでしょう。

使い方はとても簡単で、外出時に靴下を履く前に足の指周囲に塗布しておくだけ。ティーツリーオイルには揮発性がありますので、履いているだけで同時に靴の中にも拡散しますから、靴の中の水虫菌対策にも効果が期待できます。
嬉しいのは同時に足のニオイの原因となる雑菌の増殖抑制効果があること。これにより、靴や足の消臭とニオイ予防にも効果が発揮されることになります。
さらに、入浴後の就寝時にフットマッサージオイルを兼ねて使用すれば水虫や爪水虫予防にも効果が期待できます。

フットオイルの作り方は簡単で、ティーツリーオイルをマカデミアナッツアーモンドオイルで100倍に希釈するだけ。つまり100mlのキャリアオイルにスポイトで計量した1mlのティーツリーオイルを混ぜるだけでオッケーです。この場合の濃度は正確には0.99%ですが誤差の範囲です。
もし、自作が面倒な方はアーモンドオイルを使った1%希釈オイルの利用が便利です。

すぐにできる、ティーツリーオイルを使った花粉対策


ティーツリーオイルに知られているのが、呼吸を楽にしてくれる効果。
シネオール成分に由来するユーカリオイルの呼吸改善効果とはまた別で、テルピネン4オールなどの成分に由来する改善効果です。
あくまでもその場の対症療法ですが、即効性があり、花粉症の症状を素早く抑制してくれます。

<使い方 その1>
ティッシュペーパーを4つ折りにし、ティーツリーオイルを1〜2滴ドロップ。オイルを滴下した面を外側にし、口元に軽く当てて、ゆっくり吸入する。
注意点は急に強く吸入するとむせてしまうことがあること。ゆっくりと少しづつ呼吸を進めてください。また、オイルを滴下した面を口元に当てると強い刺激を感じますので、必ず外側にして使用するようにしましょう。

使用に慣れてきた場合、このようにして作ったティッシュペーパーをマスクの内側に挟んで使用する事もできます。

<使い方 その2>
お湯を入れたマグカップにティーツリーオイルを3〜5滴ほど滴下しその蒸気を吸入する方法。この場合もゆっくりと吸入を始めることが重要です。なお、目に少し刺激を感じる場合がありますので注意してください。

これらの方法で使用するティーツリーオイルですが、希釈されていないエッセンシャルオイルがお勧め。その理由は水溶性のオイルなどと比べて揮発性が高く、吸入に使用しやすいから。
一方で、他社様の商品ではアルコールを使って水溶化したり希釈しているティーツリーオイルもあります。こうした商品はこの方法での使用には適しません。

喘息の方には使用に適さない場合がありますのでご注意ください。