著しい円安で輸入品の価格上昇が懸念されていますが、ティーツリーオイルを含む精油・エッセンシャルオイルの価格に影響を及ぼし始めています。
エッセンシャルオイルについては、水蒸気蒸留で利用するためのエネルギーコスト、人件費、そして梱包や輸送、保険など関連する様々な分野でのコスト上昇の影響を受けて、その生産者価格は既に大きく上昇しています。
ここに円安と人件費の上昇を伴うインフレが加わった結果は大幅な価格上昇。現在、各メーカーが既に日本国内に持っている在庫が無くなった時点で、急激に大幅な影響が出ることでしょう。
国内に在庫される量の少ない希少種のエッセンシャルオイルでは某有名ブランドが値上げを断念して販売そのものを終了するなど、「日本では入手できなくなる」といった形で、既に大きな影響が出ています。
誠実なブランドはここで価格上昇分を販売価格に転嫁します。一方で従来価格を維持するために品質を犠牲にしてグレードや仕入先を変更するブランドや、新たに安価な価格で参入してくるブランドがあることも予想されます。
もし、この安価な商品に十分な品質が伴えば良いのですが、生産コストさえも下回るような価格設定の商品であれば、品質以前に、それが本物のエッセンシャルオイルなのか、というレベルで疑問を持つ必要が出てきます。
つまり、品質と価格の両面で、現在よりも商品レベルの二極化がさらに大きくなることを私達は予想しています。