ティーツリーオイルをはじめとして、エッセンシャルオイルには優れた抗菌効果を示すものが多くあります。これらはそれぞれに異なる成分に依存しているので、ブレンドで組み合わせることでその抗菌力を複合的に強化することも可能です。
さて、こんなエッセンシャルオイルですがでは実際に抗菌を目的に活用するとなると、その方法に戸惑う方も多いようです。
ディフューザーを使って拡散・・・こんな方法を私達はオススメしていますが、これにも実はコツがあります。
まずは拡散力。リードディフューザー(串のようなものをボトルに立てて香りを拡散する方法)のように、動力を使用しないで拡散する方法では、適度に香りは拡散できますが、空間に対しての抗菌を期待できるほどの量を拡散することはできません。
そこで、超音波式のディフューザーになりますが、これも噴霧量の少ない、チョロチョロとミストが出てくる程度の機器の場合、使用する空間の広さにもよりますが、香りを楽しむには十分かもしれませんが、やはり抗菌成分の拡散力には不足していることが多いようです。こうした問題はスタイリッシュで背の高いデザインの機器に多く、実用性を考慮するとこうしたデザイン性よりも噴霧・拡散量の多さと、連続運転を考慮するうえでタンクの容量が大きい機器であることを重要視して選択することが重要と言えます。
なお超音波式の機器は電気の消費量が大きいため、十分な拡散力を期待する場合にはバッテリーで動くコードレスタイプよりも電源に接続するタイプの選択が必要です。
このほか、エッセンシャルの使用に対応した加湿器の使用も選択肢です。ただし、加湿器の場合、空気の吸入口部分に設置されたフェルトなどにオイルを滴下するタイプではなく、オイルをタンク内に直接投入できるタイプを選択することが重要です。
使用するエッセンシャルオイルは水溶性のものではなく、撹拌されたオイルの粒子が高い濃度のまま(=強い抗菌力を保った状態)水に溶解しない状態で広く細かく拡散される事が重要です。
ブレンドに迷った場合には抗菌エッセンシャルオイル『メディフレグランス』の利用がお手軽で、オススメです。