優れた抗菌効果で知られるティーツリーオイル。最近ではコロナウィルスやインフルエンザウィルスの不活性作用も確認され、注目が高まっています。
そんな中で、今回この記事でフォーカスするのは抗真菌効果、つまりカビに対しての効果です。
水虫やカンジダなど、真菌が原因となる様々なトラブルに対してのティーツリーオイルの効果は広く知られており、水虫の治療薬など医薬品としても活用されています。ただ、一方でなかなかこの効果を「見える化」することが困難なため、『なんとなく効いている気がする・・・』といった印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
ティーツリーファームズではこの抗真菌効果の「見える化」のための実験を行いました。実験の内容は至ってシンプルで、パンをプラスチック容器の中で保管し、カビの増殖を確認するというものです。
一方のコンテナにだけティーツリー抗菌エクストラクトを1滴加えました。公平を期すために(もしコットンにこの実験の結果を左右する要素があった場合には公正な試験にならないため)両方のコンテナにコットンを封入しています。
冷暗所に12週間保管した結果は、この画像のようなものでした。
何も入れなかった方の容器はカビだらけ。一方でわずか1滴のティーツリー抗菌エクストラクトを封入した容器ではカビの増殖は全くありませんでした。
ティーツリーの優れた抗真菌作用を見ることができました。