エッセンシャルオイルはボトルのドロッパーから滴下して使用することが一般的ですが、粘性の高いウッド系などの一部のオイルの場合、ドロッパー部分に残ったオイルがベトベトになったり固まってしまって、まるで接着剤のようになってしまうことがあります。キャップが開かなくなって困った経験がある方もきっと多いことでしょう。
また粘性が低いオイルの場合であっても、キャップの内側で酸化による香りの劣化が著しく進んで感じられるようになったり、オイルの成分がキャップやドロッパー樹脂にダメージを与える場合もあります。
こんな時に活用できるのがエタノール。エタノールはエッセンシャルオイルを素早く溶解する効果があるので、コットンやキッチンペーパーなどを使ってキャップの内側やボトルのスクリュー部分などを拭き取ることでキャップ内での粘着を最小限に抑えることができるのです。
ドロッパー部分は構造が複雑なため、エタノールを使用しての拭き取りには適しませんが、キャップを閉める前に表面部分に残ったオイルをペーパーなどで吸着させることで、使用しやすい環境を維持することができます。
こうしてキレイにしたドロッパー部分ですから、必ずボトルを立てた状態で保管することも重要なポイント。
ちょっとした一手間ですが、これでもっと快適にアロマが楽しめるようになりますね。