先日の記事でご紹介したティーツリーオイルのコロナウイルスへの不活性効果ですが、この実験の過程でテルピネン4オール(当社商品のティーツリー・抗菌エクストラクトとほぼ同じ)において、ティーツリーオイルを大きく上回るさらに強いウイルス不活性効果が確認されていましたので、ご紹介します。
上記の表にあるデータによりますとテルピネン4オールの場合で3.33%の濃度で利用した場合、ネココロナウイルス、ヒトコロナウイルスの双方で5分以内に99%を上回る不活性効果(ウイルスの増殖を抑えて死滅させる効果)が確認されています。
このテルピネン4オールはティーツリーオイルの抗菌成分として知られる成分で、微香性で枯木をイメージさせる香りを持つ成分。
ティーツリー・抗菌エクストラクトのほか、抗菌エッセンシャルオイル『メディフレグランス』の主成分としても活用されていて、今回の実験結果より、これらの商品の活用で強力なコロナウイルス除菌の可能性が期待できることが明らかになったと言えます。
ウイルス対策には適度な湿度の維持が効果的であることが知られていますが、抗菌エッセンシャルオイルを噴霧量の多いアロマディフューザーやエッセンシャルオイルが使える加湿器などを利用して屋内に拡散することで、細かな粒子となったエッセンシャルオイルの抗菌成分が水分と同時に広く拡散されますので、さらに空間のウイルス対策に有効性が高まることが期待できると言えるでしょう。
【お知らせ】
ティーツリーファームズではこの実験データに基づいて独自開発した、3.5%のテルピネン4オールを含有するティーツリースプレーを出荷しています。
詳しくはオンラインショップページをご利用ください。