猛暑で日中の気温が40度近くになることが増えましたが、こんな夏に気になるのが、まとめ買いしたティーツリーオイルの保管場所です。
暑さで腐敗してしまうことがないのか心配だという方、どうか安心してください。
・ティーツリーオイルは熱に強い
ティーツリーオイルは水蒸気蒸留法で作られたオイルです。つまり、作られた際には熱かったんです。ということでの成分は熱に強いため、40度程度の暑さでダメージを受ける心配は全くありません。
・ティーツリーオイルの中には雑菌は繁殖できない
強力な抗菌・抗真菌効果で知られるティーツリーオイル。ですからそのオイルの中で雑菌が増殖することはできません。すなわち、雑菌を原因に腐ったり、カビが生えてしまうといった心配は全くありません。
・空気がなければ酸化が進みやすくなることはなく、香りの劣化もない
暑さはオイルの酸化に対して大きく影響を与えることはありません。ボトル内部の空気(酸素の量)をできるだけ少なくするだけで、酸化を最小限に抑制することができます。酸化が進まなければ香りが大きく劣化することもありません。
このように、ティーツリーオイルは猛暑であっても基本的に品質に影響を受けることはほとんどどありません。試しに真夏のオーストラリアの直射日光の当たる環境に1週間ほど放置して品質の変化を確かめる実験を過去に行ったことがありましたが、意外にもコチラもほとんど影響・劣化は見られませんでした。
実験記録・遮光瓶とティーツリーオイルの品質の変化
ということで、猛暑の日本の夏も安心して室温で保管いただいて大丈夫です。
ただしボトルは必ず立てた状態で保管してください。