6月は花粉が収束して、いつもの年ならマスクをしている人が少しずつ減る季節ですが、コロナウイルスの予防・対策で2020年は暑い夏の時期もマスクが欠かせない年になりそう。
蒸れや息苦しさ、そして時間の経過で強くなるニオイ・・・こんな問題をエッセンシャルオイルが持つアロマのチカラで改善しましょう。
暑さ対策で活躍するのが「メントール」成分を多く含む精油。この成分を多く含むペパーミントや薄荷などのオイルが活躍できる分野です。清涼感と共に集中力を高めてくれる効果が知られる一方で、強い刺激がありますので、適度な濃度での使用が推奨されるオイルです。
息苦しさ対策ならユーカリですね。喉や鼻のグスグズ感を緩和してくれるのが「1,8シネオール」という成分。この成分はブルーマリー種やグロブルス種、ラディアータ種などのユーカリオイルに多く含まれます。特に鼻呼吸を楽にしてくれる効果が知られていますので、口呼吸の多い方や鼻炎気味の方にはより効果的かも。
このほか、リフレッシュを重視するならオレンジやレモン、グレープフルーツなどの柑橘の香りが人気ですし、リラックス効果を期待するならラベンダーですね。リラックスと息苦しさ対策の両立なら、「1,8シネオール」と「リナロール」の両方の成分を多く含有するロザリーナという選択肢も。
ところでニオイ対策の基本はニオイを香りをマスクするのではなく、ニオイを原因から退治すること。ニオイの原因の多くは靴やカバンのニオイと同じく雑菌の増殖によるものですから、抗菌力に優れたティーツリーが活躍します。ティーツリーオイルや微香性のティーツリー・抗菌エクストラクトが役立つでしょう。
このように様々なチカラが期待できアロマ。これをどのようにブレンドするかは、あなた次第です。
良質なエッセンシャルオイルが持つアロマのチカラを活用して、「夏マスク」をより快適なものにしてみませんか。