微量でも強い抗真菌効果があるのがティーツリーオイル。真菌とはカビ。さらにキノコも真菌に区分されます。
果樹園のオレンジの木の樹皮に黒いカビがたくさん生えたことがあります。カビは放射状にどんどん広がり、やがて胞子を放つために小さなキノコがニョッキリ。
問題なのはこのカビが生えた部分から先の枝が弱ってしまい、枯死してしまうこと。こうなるともう放置しておくわけにはいきません。
そこでティーツリーを活用。水溶化された「水でうすめてつかえるティーツリーオイル」を10倍に希釈(これでティーツリーの濃度は1.5%になります)し、スプレー散布。1回のスプレーだでけ、その後1週間ほどでカビは死んでしまい、やがて乾燥してボロボロと剥がれ落ちてしまいました。
屋内のカビ対策として注目されるティーツリーですが、屋外でもこうした活用方法がありました。