ティーツリーオイルと同様に高い抗菌効果で知られるのがマヌカ。ちょっと『個性的』な香りがしますので、香りを楽しむアロマ用途では使いにくいですが、人気のある商品の1つです。
ティーツリーファームズにはニュージーランドのマヌカ生産農園さんから直接入荷しています。
ということで、マヌカと言えばニュージーランド、というのが一般的な認識になっていましたが、最近オーストラリアでも生産が始まり、ちょっとした論争になっています。ただ、生産されているのはオイルではなく蜂蜜。
胃炎や胃がんの原因とされるピロリ菌への効果があるということで、日本でも人気のある、あの「マヌカハニー」です。
マヌカの木自体はニュージーランドだけでなく、オーストラリアにも「ジェリーブッシュ」という名前で自生しています。そして蜂蜜も生産されていました。
簡単に説明すると、このオーストラリア産の「ジェリーブッシュ」を「マヌカ」と呼び変えてオーストラリア産マヌカハニーの出荷を始めたのに対して、ニュージーランド側がマヌカハニーの国際商標登録を申請し、『商標侵害』とクレームを出している状態・・・
現状はオーストラリアでは普通にスーパーマーケットで「オーストラリア産・マヌカハニー」が購入できる状態です。
ハニーと比較するとオイルの生産量や市場規模とても小さなものですが、もしマヌカオイルの生産がオーストラリアで始まったとしたらどうなるのか、かなり気になります。