毎年、収穫時には根元でバッサリと刈り取るティーツリー。毎年きちんと収穫を行う事で畑としての形が維持されているわけで、数年間その収穫を怠ると、そこは収拾不能な「ティーツリーの森」が生まれます。
画像の畑は20年ほど前に起きたティーツリーオイルの生産者価格大暴落で生産ブームが終焉し、耕作放棄された畑の様子です。実はこの畑、10年ほど前にもティーツリーファームズのブログでご紹介したことがあったのですが、今現在(2017年)も状況はそのまま。
密集しながら、まっすぐ一列に並んでいるティーツリーの配置こそが畑であった時の名残り。さすがに配置が狭いため、個々の木はあまり大きく成長していませんが、20年という年月が流れてティーツリーの畑はすっかり「ティーツリーの森」になってしまいました。