日本ではちょうど桜の季節から梅雨の季節の間、4月から6月頃になると毎年入荷するのが南半球オーストラリア・タスマニア産のラベンダーオイル。毎年、その年の一番新しいオイルの保管容器を開けてもらって特別に出荷してもらっています。
新鮮なラベンダーオイルは香りの変化が大きく、ほとんどのメーカーさんでは取り扱いをしていません。だって、安定しない香りですから、毎年香りが大きく違う上、さらに同じ生産年の同じロットのオイルなのに、時間の経過でどんどん香りが変化してゆくのですから、「安定した香り」を優先とする一般的なエッセンシャルオイルユーザーさんからのクレームが出そうですよね。
でも、鮮度の高いフレッシュな香りのラベンダーオイルは青々しく芯の強い、尖った香りなのですが、これだって本当のラベンダーの香り。そして時間の経過に伴って最初の半年間を中心にその香りはどんどんと穏やかで安定したものに変化してゆきます。まるで多感な時期を越えながら成長する子供の姿を見るようですね。
ですからティーツリーファームズではあえて、毎年、その年で一番フレッシュな香りをお届けし、お客様と一緒にその成長を見守りながら楽しませていただこうと、鮮度の高いラベンダーオイルの出荷を続けさせていただいています。