ティーツリーオイルは酸化により、その香りがたとえ独特の酸化臭を伴う「嫌な香り」になってしまったとしても、実はまだ使い道があります。
実はティーツリーオイル、腐らないんです。そのため、酸化が進んでもまだ十分な抗菌効果を維持しています。
その理由は単純。ティーツリーオイルを含むエッセンシャルオイルは様々な成分で構成されていますが、ティーツリーオイルの抗菌成分はテルピネン4オールという成分。この成分は他の成分が酸化してしまっても、ほとんど酸化の影響を受けないのです。
ですから、酸化によって香りが劣化してしまったティーツリーオイルにもまだ十分な抗菌効果が期待できるのですね。
果たして、各メーカーの設定使用期限は別として、実際のところ、オーストラリアの一般家庭の薬箱では数年〜十数年前のティーツリーオイルが今も現役で活躍している場面を見かけますね。