オーストラリアのティーツリー業界で最大手の会社さん。特徴的な色のラベルでオーストラリアのスーパーマーケットでも同社のオイルが安価に販売されています。
大きな薬店などに行けば他にも様々な会社の商品が並び、「さすがにティーツリーオイルの本場!」と思えるのですが、驚くのはその価格差。
アロマ用の小瓶の方が最大手さんなどの商品より2倍以上も高いんです。
その場で商品を開封して比較できれば、その理由はすぐにわかるのですが、この価格差の理由は単純にオイルのグレードの差。スーパーマケットなどで売られているのは日用品グレードのオイル。一方でアロマ用の小瓶はプレミアムグレードのオイルで刺激成分の含有が少ない、香りに優れたグレードなのです。そもそも、これらは生産者価格が全然違いますので、商品にも大きな価格差となって反映されるのです。日本で言えばブランド米と、そうでないお米の関係と同じかもしれませんね。成分バランスも香りも全然違います。
もちろん、使用目的に応じて選択すればいいので、日用品グレードで十分な用途であれば、そちらを選択するのは経済的に賢い判断。ただ、一方で日用品グレードのオイルは刺激の強い、薬っぽい香りだったり、若干酸化が進んだ香りだったりしますので、このグレードのオイルだけを試して、ティーツリーオイルの香りを嫌いにならないでいただきたいなぁ、と思っています。
ちなみに、ご想像の通りかと思いますが、ティーツリーファームズのティーツリーオイルはプレミアムグレードのオイルです。