抗菌効果に関して紹介されていることが多いこともあって、なんとなくティーツリーオイルが「香りを楽しめるエッセンシャルオイル」であることが忘れられている気がします。
ティーツリーの香り。オーストラリアのスーパーマーケットや、日本でも大手オンラインショッピングモールなどで入手できる安価なティーツリーオイルは芳香、つまり香りを楽しむことを目的に作られているわけではない「スタンダードグレード」です。このグレードのオイルが『薬っぽい香り』などと言われてしまうのは、グロブルス種などのユーカリオイルに多く含まれる1,8シネオールという成分の含有が多いことがその原因。
対して香りを楽しむために作られたティーツリーオイルは1,8シネオールの含有が少ないプレミアムグレードのオイル。その香りは刺激の少ない爽やかな香りで、別物と思えるほどに全く違います。ちなみティーツリーファームズのティーツリーオイルはアロマで使えるこのグレードです。
刺激成分の含有が少ないため、ミントや柑橘などとのブレンドでも活用できます。さらにティーツリーオイルは葉っぱだけではなく枝も一緒に蒸留して作られますから、実はちょっぴりウッディーな香りも楽しめるのですが、もし1,8シネオールの含有が多いスタンダードグレードだとツンツンした香りに遮られてしまい、この部分があまり楽しめないのが残念ですね。
ティーツリーファームズのティーツリーオイルなら、ティーツリーの香りを楽しむ、という意味がきっとご理解いただけるかと思います。でなければ、他社様よりアロマ用として販売されている、ちょっぴり高めのティーツリーオイルを試してみてください。
薬臭さとは無縁の澄んだティーツリーオイルの良い香りを多くの皆様に知っていただければ嬉しく思います。