ティーツリーファームズのお客様には手作り石鹸を趣味にされているお客様も多くいらっしゃいます。
最初から薬品を混ぜて全部作る方法もありますが、最初は石けん素地を購入する方法が簡単。ネット上でも手作り石鹸用のキットが売られていますので、こうしたものを利用するのが簡単ですね。
石鹸作りでエッセンシャルオイルが使われるのは主に香り付け。100グラムの石鹸に対して10滴(0.5ml)程度、濃度は約0.5%程度というのが一般的なようです。
たとえば、ここにあと10滴のティーツリーオイル・エクストラクトを入れることで、香りだけでなく、ティーツリーの抗菌効果を加えることもできますね。
ところで、先日オーストラリアのフリーマーケットで見かけたのは5%近いユーカリオイル(グロブルス種)を入れた石鹸。エッセンシャルオイルの濃度はかなり高濃度ですが、その理由は激しい油汚れを落とすため。エッセンシャルオイルの特性をうまく活用したもので、グリースなどで手が真っ黒になってしまうことの多い自動車整備士さんや機械工さんに向けて作っているのだとか。
ここではユーカリオイルが使われていましたが、ティーツリーオイルやラベンダーオイルでも代替えできそうですね。
高濃度のエッセンシャルオイルが含まれた石鹸はその成分が使用者の体質に合っているかをしっかり確かめる必要がありますが(レモンマートルなどその成分上、高濃度での使用に適さないエッセンシャルオイルも多くありますので、十分に注意してください)、一方で日本では市販品として購入できることも少ないでしょうから、これは手作りだからこそ楽しめるものかも。
手作り石鹸でエッセンシャルオイルの「香り」だけでなく「機能」を一緒に楽しんでみませんか?