認知症の患者さんへのアロマの活用が数年前、随分と話題になっていました。そこで、今回はティーツリーファームズが日本の医療機関と共同で研究したデータをご紹介しましょう。
場所は東北地方の医療機関さん。医師と看護師、そして入院中の認知症患者さんとそのご家族に説明を行いご協力をいただきました。
認知症患者さんの多くで起きる昼夜の行動の逆転。日中は眠り、夜間になると起きてしまう、というもので、ケアを担当する現場の皆さんの負担が重くなることで知られています。
利用したのは抗菌用のディフューザー(エッセンシャルオイルを空間に拡散する機器)とメディフレグランスのシニアアロマ(夜用)。ラベンダーオイルを中心構成した特別なブレンドオイルです。
その結果は画像の通り「ナースコールの減少」という形で顕著に現れました。また、しばしば出さざるを得なかった睡眠薬の利用回数も激減。
「とにかく、皆さんよく眠るようになってくれたんです」というが看護師さんのコメント。現場の負担も随分と軽減されたようです。
同時に肺炎の発生回数が大きく減少。ブレンドに含有されるティーツリー由来の抗菌成分が作用した可能性があるようです。